転職面接でよくある質問!長所と短所はどう伝えればいい?

作成日:2021.08.17 更新日:2024.04.19

もし転職活動で面接までたどり着いた場合、企業から「よくされる質問」を押さえて対策しておくことが大事です。 その中でも、「あなたの長所と短所を教えてください」という質問は高い確率で面接官からされるでしょう。この記事では、面接官が長所や短所を聞いてくる意図から、それぞれを答えるときのポイントについて解説します。

なぜ長所と短所を聞かれる?面接官の意図を理解しよう

多くの企業が志望者の長所と短所を聞きたがるのは、その質問に明確な意図があるからです。 転職活動を成功させて希望する企業に入社したいのであれば、面接官の意図を理解して対策を練りましょう。ここからは、長所と短所を聞く面接官の意図を説明します。
  • 自己分析の成果を知りたい
    長所と短所をしっかり答えられる人は自己分析がなされていると考えられます。そして、こうしたタイプの人間は入社後も即戦力になりやすいので、面接官は積極的に採用したいと思っているのです。 たとえば、自分の長所を自覚している人は、組織の中での生かし方も心得ています。「コミュニケーション能力」が長所であれば、人と関わる機会の多い部署で能力を発揮してくれるでしょう。 「几帳面さ」がウリの人は、書類作成やマーケティングで活躍できます。能力に見合った業種や職種を本人が理解しているため、企業は安心して配属先を決められるでしょう。 一方、短所を分析できている人も向上心を抱きやすいといえます。自分の欠点を知っているからこそ、何をどのように努力しなければならないのかイメージできています。 別の能力で短所を補ったり、他の人に協力を求めたりと、具体的な対策まで考えられている人も少なくありません。 企業からすれば、短所に自覚がなく仕事を振ってからトラブルを起こす人よりも「一緒に働きたい」と思える人材なのです。
  • ミスマッチを防ぎたい
    面接官は志望者の長所や短所を通じて、入社後の「ミスマッチ」を防ごうともしています。 なぜなら、企業にとって現場に適していない人材を採用してしまうと、採用に使った人件費や宣伝費が無駄になってしまうからです。 いくら前の職場で成功していた人であっても、転職先で大活躍できるとは限りません。職業適性がなかったり、社風を理解してもらえなかったりすればミスマッチは起こりえます。 そうならないよう面接官は、志望者と実際に話して人となりを見極めようとします。長所と短所は、志望者との相性を知るためにぴったりの質問だといえるでしょう。

エピソードが重要!転職面接で長所を話すときのポイント

転職面接で長所を聞かれたら、相手に伝わりやすいよう話しましょう。要点が絞られていると、面接官の心に響きやすくなります。 この段落では、長所の答え方についてのポイントを紹介していきます。
  • ポイントは1つにする
    長所をアピールしたくて、さまざまな話を持ち出すのは厳禁です。伝えるポイントは1つにまとめておきましょう。 人によっては、「できるだけたくさん長所を答えたほうが面接官の印象に残るのではないか」と考えるでしょう。 しかし、面接官はいくつもの長所を聞かされた場合は、「話がまとまっていない」と解釈します。そのため、一つひとつの回答が記憶に刻まれず、高い評価を与えてくれなくなるのです。 また、回答数が多くなるのは決定的なアピールポイントが少ない証ともいえるでしょう。はっきりと答えられる長所がないので、数で誤魔化していると思われかねません。 そうならないよう、長所は1つに絞って用意するのが得策です。回答が1つだけなら面接官の印象に残りやすくなります。 その回答が、企業の求める人材像にマッチしていた場合はなおのこと、面接官に好感を持ってもらえるでしょう。
  • 構成を工夫する
    転職面接では、「話の構成」も意識して回答するようにします。特に、長所は面接結果を左右することもある重大なポイントです。 質問に対しては、「最初に答えを述べる」ことを実践しましょう。「長所は何ですか」と聞かれたら、すぐに「はい、語学力です」「根気強さです」と簡潔に答えます。 そうすることで、面接官に理解してもらいやすくなりますし、興味を引くことも可能です。 ただし、簡潔な答えだけ返しても説得力がありません。そこから、回答の根拠を述べて説得力を付け足していきましょう。 たとえば、面接官に納得してもらえるエピソードを紹介するのが効果的です。語学力をアピールしたいときは、「私は幼いころから海外の音楽や映画に興味があり、外国語大学に進学しました。在学中には留学もしました」と、実際に経験したことを伝えます。 エピソードには、長所が客観的事実だと信じてもらうための意味もあります。 自己分析をしっかりできていない人は、思い込みで長所を訴えかけているケースも少なくありません。こうした人は主観に基づいて話しているだけなので、目立った成果を挙げられない傾向にあります。 しかし、長所に関するエピソードがあるなら面接官も志望者の回答を信じてくれます。 そのうえで、「企業に入社したらどう生かせるか」まで答えるのが理想的です。転職面接で企業側は「一緒に働ける人材」を探しています。 どれほど輝かしい経歴があったとしても、職場で応用できるイメージが生まれなければ採用に至らないことも珍しくありません。 「グローバル社会で躍進中の御社で、私の語学力はきっと役立つと自負しています」といったアピールを最後に付け加えるようにしましょう。 部署名や業務内容などを挙げながら、具体性を持たせて話すのがコツです。ただし、ここまでの回答を冗長に述べていては、面接官が耳を傾けてくれません。長くても2分ほどで長所をアピールできるようにまとめましょう。

長所と紙一重の回答を!転職面接で短所を話すときのポイント

転職面接で短所を答えるのは、ネガティブな印象を与える可能性もあります。そのため、長所以上に内容を準備して面接に臨みましょう。ここからは、転職面接で短所を聞かれたときの話し方を解説します。
  • 短所は長所とも解釈できるように
    多くの人にとって、長所と短所は紙一重だといえます。転職面接においても、自分の価値を下げるように短所を伝えるのではなく、長所にも聞こえるような答え方をしましょう。 たとえば、「お調子者」という性格は短所のように解釈されがちです。しかし、陽気でムードメーカーになれる人材とも言い換えられます。 「明るい性格という長所にも通じるのですが、短所はお調子者だといわれることです」といった風に、長所との関連性を自分から匂わせておくのもひとつの方法です。
  • 克服しようとしていると伝える
    短所を答えるだけだと、自分の欠点を披露しただけになってしまいます。それでは面接官に悪印象を抱かせてしまうでしょう。 そこで、短所を克服しようとしていることもアピールしておくのが得策です。 「私は周りが見えなくなりやすい性格です。しかし、そのことを自覚しているので、今では友人や家族のアドバイスに耳を傾けるようになりました。 自分を変えようと努力しています」というように、具体的な努力を挙げてみるのも自己PRとしては効果的です。
  • 企業に合わない短所は伏せておく
    全ての短所を正直に答える必要はありません。特に、志望先とミスマッチになってしまう短所は伏せておきましょう。 面接で嘘をつくのは望ましくないものの、自分が不利になる情報まで公開するのは賢明といえません。たとえば、「根気がない」「飽きっぽい」といった短所は、社会生活で好意的に解釈されにくいといえます。 こうした回答をする人材を前向きに獲得したい面接官はまずいないでしょう。さらに、「アルバイトをすぐ辞めてしまう」「大学をさぼりがちだった」など、面接官の悪印象につながるプロフィールも伏せておくべきです。 社会人として最低限の常識がないと思われた時点で、志望先に受け入れてもらえる確率は少ないでしょう。

長所と短所を言い換えよう!転職面接で使えるフレーズまとめ

面接官から短所を聞かれたら、長所を言い換えて答えるようにしましょう。そうすれば、短所を答えても面接官の心象はそれほど悪くならずに済みます。 ここからは、面接で使える長所と短所の言い換え方をまとめていきます。

心配性と計画性

社会人には慎重に仕事を進められる「計画性」が必須です。そして、完璧な計画には不安要素を洗い出すための臆病さも重要です。 そう考えれば、「心配性」は決して致命的な問題になりません。本人に計画性が伴っていることの証でもあるからです。

自己中心的とリーダーシップ

多くの企業が「リーダーシップ」のある人材を求めています。特に転職者の場合は、新卒よりも豊富な経験と統率力を期待されるでしょう。 面接でもしっかりリーダーシップをアピールしたいところです。 「自己中心的」や「自我が強い」という言葉を短所に挙げれば、その裏に隠れたリーダーシップを伝えやすくなります。

優柔不断と協調性

日本企業では、社風に合わせる力である「協調性」が重宝されます。中途採用者であればなおさら、スムーズに新しい職場へ溶け込める才能が望まれるでしょう。 そのため、「優柔不断」という短所はかえって面接官に好かれる可能性も出てきます。 自分で何かを決められないのは、つまり「話し合って物事を進めたい」という協調性の表れでもあるからです。

のんびりと寛容

トラブルを避けるためには「寛容」な人格が必要です。そもそも、どのような職場であれ軽い諍いや行き違いは起こりえます。 そのたびに、人間関係を悪化させてしまうような人材なら長期的に働かないでしょう。 その前提を踏まえれば、「のんびりしているのは私の短所です」といった回答は決してネガティブになるとは限りません。面接官から逆に「寛容でもめ事を起こしにくい」と考えてもらえることもありえます。

人見知りと人間観察力

相手をじっくり見極めて、着実に人間関係を築き上げていく「観察力」は社内外で必要になってきます。 こうした姿勢は、社交的な人と比べれば「人見知り」という短所に見えることもあるでしょう。しかし、時間をかけて相手との距離を縮められるという意味で、ポジティブな解釈もできるのです。

例文で分かる!転職面接での長所と短所の伝え方

「私の長所は几帳面なところです。学生時代は文化祭実行委員会の会計担当としてその能力を発揮してきました。膨大なデータを扱う御社でも役立てると自負しています。逆に、融通が利かないのは短所です。間違ったことを受け入れられず、人ととことん話し合ってしまうタイプです」 上記の例文のように長所を言い換えた短所で、転職面接を成功に導きましょう。

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