転職Q&A

財形貯蓄とは?

給与天引きにより貯蓄を行う制度です。

財形貯蓄とは、給与から一定額を天引きすることにより貯蓄を行う制度です。

毎月一定額が天引きされていくため、意識せずともお金を貯めることができます。財形貯蓄には非課税メリットもあるため、自身で貯金できる方についても導入するメリットがあります。

事業主に雇用される者であれば対象となるため、会社員・公務員・派遣社員・アルバイトでも条件に応じて利用することができます。ただし、財形貯蓄を利用するためには、所属企業・団体が財形貯蓄制度を導入している必要があります。その点、誰でも利用することができるわけではありませんが、財形貯蓄を導入している企業・団体に所属している方は、利用を検討してみましょう。

なお、財形貯蓄にはお金を貯める目的に応じて3種類の制度があります。以下、それぞれの制度について紹介します。

■一般財形貯蓄

一般財形貯蓄は、お金を貯める目的に関わらず利用できる財形貯蓄です。1年間は引き出しができませんが、逆に1年を経過すればいつでも払い出しが自由になります。ただし、他の制度にある非課税のメリットはありません。

■財形年金貯蓄

財形年金貯蓄は、60歳以降の年金受取を目的として利用できる財形貯蓄です。一般財形貯蓄と異なり、目的外の引き出しはできません。しかし、財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄あわせて貯蓄残高550万円までの利子等が非課税とされるメリットがあります。老後の資金づくりを考えている方におすすめです。

■財形住宅貯蓄

財形住宅貯蓄は、住宅の購入や一定額を超えるリフォーム工事を目的として利用できる財形貯蓄です。財形年金貯蓄と同様に、目的外の引き出しはできませんが、財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄あわせて貯蓄残高550万円までの利子等が非課税とされます。将来の住まいのための資金づくりを考えている方におすすめです。

共通のメリット

さらに、上記3制度には「財形持家融資」の利用が可能になるという共通したメリットがあります。財形持家融資とは、財形貯蓄を原資として融資を受けられる制度です。

具体的には、財形貯蓄残高の10倍まで(ただし最高4,000万円)で、住宅の建設・購入・リフォームに必要なお金の90%まで借りることができるのです。

一般財形貯蓄は非課税メリットがないので、一見すると銀行貯金するのと大きな差がないように思えますが、財形持家融資を利用できるようになるという違いがあるのです。