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「職人気質」ってどんな人?性格や向いている職種・仕事の探し方を紹介

「職人気質」という言葉の読み方はご存じでしょうか。なかには、「見たことはあるけど何と読んだらよいのか迷う」といった人もいるのではないでしょうか。

読み間違えをしやすい言葉の一つとなるため、正しい読み方や意味を押さえておきましょう。職人気質は、人の性格を表す言葉です。

本記事では、職人気質な人の性格や特徴、どのような仕事が向いているのか、合う仕事を探すにはどうすれば良いのかなどを紹介します。


「職人気質」は何と読む?意味も合わせて確認

職人気質は、「しょくにんかたぎ」と読みます。

「気質」は、単独で使う場合「きしつ」と読む場合があるため、「しょくにんきしつ」と読む人がいますが、これは誤りです。前に「職人」がついた場合は「しょくにんかたぎ」が正しい読み方となるため、覚えておきましょう。

「気質」は「かたぎ」と読む場合と「きしつ」と読む場合で意味が違います。「かたぎ」と読む場合は、身分や職業が同じ人々に特徴的な性格を表すものです。

「かたぎ」は、模様を紙や布に染め付けるのに使われる、モノの形を彫った板(形木)が語源とされています。

一方、「きしつ」と読む場合は、気立てや気性を意味しており個人に元々備わっている性格を言い表す言葉です。「職人気質」は、職人として働いている人たちによく見られる気質(きしつ)を意味します。

具体的には、自分の技能に自信を持っており、納得のいくまで精魂を込めて仕事をするような人のことです。「職人気質」は、職人として働いている人だけでなく誰に対しても使うことができます。

「職人気質」という言葉の使われ方
「職人気質」は、人に対して使う場合と職人に対して使う場合の2通りの使われ方があります。

人に対して言う場合
人に対して使う場合は、頑固でこだわりの強い性格を言い表すことが多い傾向です。
職人に対して言う場合
職人に対して言う場合は、仕事にこだわりや誇りを持って行うことを意味するため、仕事ぶりを褒める目的で使われます。

職人気質に似た言葉
職人気質に似た言葉として、職人魂や堅物があります。

職人魂(しょくにんだましい)
職人魂は、専門的で高度な技術を持って仕事をする人が、自分の技術や作品に対して持つこだわりや誇りという意味です。
堅物(かたぶつ)
融通が利かない頑固な人という意味で、ネガティブな意味合いで使われることが多い言葉です。

「職人気質」な人の性格の強みと弱み

ここでは、「職人気質」の人の性格に見られる強みと弱みを紹介します。 「職人気質」の人の性格的な主な強みは、以下の4つです。

・粘り強く簡単にあきらめない

職人気質の人は、仕事の完成度にこだわりを持っている傾向があることから、良い仕事をするための労を惜しみません。

そのため、途中で困難なことがあったとしても、妥協したり簡単にあきらめたりせず、粘り強く挑戦し続けることができます。試行錯誤を繰り返しながら、自分が納得のいくものを作り出そうと努力ができることは大きな強みです。

・責任感が強い

職人気質の人は、責任感が強い傾向です。そのため、一度引き受けた仕事は手を抜きません。仕事の完成度にこだわり、相手の信頼に応えてできる限り良いものを作り出そうとすることから、安心して仕事を任せられるでしょう。

・几帳面で細部まで神経を配る

仕事を丁寧に行おうとする姿勢を持っているため、細かいところにもよく気付きやすいといえます。物事を慎重に進める傾向があるため、ミスが少ないのも特徴です。

・正直で嘘がつけない

職人気質の人は、仕事に対して真摯に向き合っており、曲がったことが好きではありません。嘘をついたり人をだましたりすることがない一方で、思ったことをそのまま言ってしまいがちです。

「職人気質」の人の性格的な主な弱みは、以下の3つです。

・自分にも他人にも厳しい

仕事に対して自分の理想とするところをしっかりと持っているため、より高みを目指して努力を続けていけるストイックさがあります。

ただ、自分に対してだけでなく同じことを他人にも求める傾向があることから、仕事にあまり熱心でない人からは煙たがられてしまうことも。人への厳しさが前面に出すぎてしまうと「怖い」「いつも怒っている」と他人から思われてしまう場合もあります。

・頑固で融通が利かない

職人気質の人は、自分が培ってきたスキルに自信を持っており「自分が正しい」と思っている考えを曲げようとせず、貫こうとする傾向があります。

他の人からアドバイスをもらっても、柔軟に受け入れられないこともあるため、頑固で融通が利かないと思われてしまいがちです。

・協調性に欠ける面がある

職人気質の人は、人との調和よりも自分の理想とするところや目標を大切にしやすい性格です。他の人の考えに合わせて調整することが苦手なことから、チーム内で孤立してしまう可能性があります。

職人気質の人は、人と強調して仕事をするよりも一人で黙々と作業を進めるほうが得意です。

「職人気質」な人に向いている6つの仕事

職人気質の人は、物事に真摯に向き合い、コツコツと努力を積み重ねて技術を習得していく力を持った人です。ここでは、職人気質の人に向いている仕事を6つ紹介します。

  • 大工
  • 大工は、主として木造建築物の新築・増築・リフォームを行う仕事です。設計士が作成した図面をもとに、工務店の作業場で木材の切り出しや加工をして建材を作ります。

    このときに作った建材をもとに家を建てるため、少しの狂いも許されない非常に高度な技術と緻密で正確な作業が必要です。大工として技術を身につけていくためには、長い時間をかけて同じ作業を繰り返し、コツを習得することが欠かせません。

    妥協を許さず一つのことをコツコツと続けていく粘り強さを持っている職人気質な人に大工は向いています。

  • 料理人
  • 料理人は、顧客の注文に応じて食材を適切な調理法で素早く調理することが求められます。また、一定以上のクオリティの料理を作り続けるための調理スキルが必要です。

    最初は、見習いとして調理場の掃除や洗い場、食材の下処理、仕込みなどを担当し、調理に必要な技術を身につけていきます。

    料理の道を究めるためには、先輩から教えてもらうのを待つのではなく、自分から貪欲に技術を磨いていくことが必要です。顧客に喜んでもらえる料理を作れるように精進することや、料理の完成度を高めるための正確さ・繊細さ、センスを磨くことなども求められます。

  • エンジニア
  • エンジニアは、新しいものを生み出すために工学に関する専門的な技術や能力が必要とされる仕事です。正しく作業をしなければ物やプログラムを動かすことはできないため、丁寧で真面目な作業をすることが求められます。

    エンジニアの活躍できる領域は広く、一つの分野に特化して専門的な技術を磨いていくことも特徴です。IT技術に関して専門的な知識を持っているITエンジニアから重機や自動車などの工業製品を作り出すエンジニアまで、さまざまな仕事があります。

  • 研究者
  • 研究者は、主として科学技術分野で人類や社会のために新たな発見になるような研究活動を行います。例えば、大学や国立研究所などの研究機関、民間企業などが活躍の場です。

    自分が決めた研究テーマに対して真摯に向き合い、深く研究していく人に向いています。実験を繰り返しても成果がなかなか出ないこともあるため、物事に粘り強く取り組む姿勢や論理的思考力、分析力、集中力などが必要とされる仕事です。

  • パタンナー
  • パタンナーは、ファッションデザイナーが描いたデザイン画をもとに型紙を作成する仕事です。ファッションデザイナーのデザイン画を正確に表現しつつ、着心地の良い洋服を作るためには、「どのようなパーツを組み合わせれば良いのか」を考える必要があります。

    平面のデザインをデザイナーのイメージに合わせた立体にするには、パタンナーの専門知識や高度な技術が必要です。型紙の作成をするほか、製品化するにあたってのアドバイスなども行います。

    アパレル業界では、洋服の質はパタンナーによって決まるといわれるほど重要なポジションです。

  • Webライター
  • Webライターは、発注元の依頼にもとづいて指定された内容やキーワード、文字数で記事を作成する仕事です。仕事の数をこなしていくことで、次第にスピーディーな執筆ができるようになります。

    記事の執筆に際して情報収集をするために、大量の文章を読む集中力も欠かせません。文字数が多い案件の場合は、長時間パソコンに向かうことになるため、根気も必要です。

    Webライターは、地道な作業を積み重ねられる人、文章の読み書きが好きな人に向いています。

「職人気質」な人が仕事探しで重視したい5つのポイント

ここからは、職人気質な人が就職先や転職先を探す際に重視したい5つのポイントを紹介します。
  • 自分は何がやりたいのかを自己分析する
    職人気質な人は、自分が何をやりたいのかを徹底的に自己分析しましょう。自分の好きなことや得意なこと、苦手なことは何なのか、興味を持っていることは何なのかを考えてみます。

    やりたいことを考えるのと同時に、やりたくないことは何かを考えることも重要です。そのうえで、自分が興味を持った業界に絞り込んでいきましょう。さまざまな業界に職人気質な人を必要としている仕事があります。
  • 働き方で考えてみる
    業界で絞り込むことが難しいと感じる人は、働き方で考えてみましょう。一人でできる仕事、技術を身に付けられる仕事などの希望条件があるなら、条件を満たす求人を探してみます。

    条件を複数挙げて探していくうちに、自分が望んでいる仕事は何かが分かってくるでしょう。
  • 職業体験に参加してみる
    職人を目指したいと考えている場合、未経験からいきなりその業界に飛び込むのはハードルが高い場合があります。

    ただし、なかには職業体験を実施している企業もあるため、「実際にどのような仕事をしているのか」「自分はそのなかでやっていけそうか」を考えるために職業体験へ参加してみるのがおすすめです。
  • 直接お店や工場に問い合わせ
    自分が働いてみたい仕事が具体的に決まっている場合は、その夢を実現できるお店や工場、会社などに直接問い合わせをして求人募集があるかを尋ねてみるのも手です。

    タイミングが合えば職場見学や面談などにたどり着ける可能性があります。
  • エージェントに相談
    自己分析をしても、自分にどのような仕事が向いているのか分からない、何がしたいのか定まらない人は、就職や転職のエージェントに相談してみるのがおすすめです。

    エージェントでは、就職・転職希望の人に対して一人ひとり面談をして適性や希望に沿った仕事を紹介してくれます。自己分析とは異なり、客観的な第三者の視点から自分に合った仕事選びができることもメリットです。

自分に合った納得のいく仕事を見つけよう

職人気質な人は、一つの物事に対してコツコツと仕事を進められる実直さが強みです。長い時間をかけて着実に技術を身につけていくことが期待できます。

一方、人の意見を聞き入れることが苦手で協調性に乏しい面がある点は弱みです。自分の強みと弱みを知ったうえで、自分はどのような仕事をしたいのかを考えていきましょう。

自分に合う仕事を探すためには、まずしっかりと自己分析をすることが大切です。

では

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