コーディングとは?プログラミングとの違いや学習方法・コーダーになるには

作成日:2020.09.30 更新日:2026.04.22

IT系の求人で「コーダー」という職種名を見かけたものの、コーダーとは具体的にどんな仕事なのかプログラマーと何が違うのかが曖昧なまま…という20代社会人(第二新卒・既卒)の方は少なくありません。
また「未経験でも目指せる?」「HTML・CSS・JavaScriptはどこまでできれば転職できる?」など、学習の進め方や必要スキルが分からず不安になることも多いでしょう。

この記事では、コーディングとは何か(具体的に何をするのか)を起点に、プログラミングとの違いマークアップとは何か、さらに現場で重視されるコーディング規約/コーディングルールの考え方までを整理します。
採用担当者の視点も交えながら、コーダーになるには何から勉強すべきか、未経験から仕事を探すときに押さえるポイントを「迷わない順番」で解説します。

コーディングとは

コーディングとは、HTML・CSS・JavaScriptなどを用いて、WebサイトやWebサービスのソースコードを記述する作業のことです。
デザイン案や仕様を「ブラウザで表示・動作する形」に落とし込む工程で、Web制作の文脈では、特にフロントエンド側の実装を指して使われることが多いです。

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■ソースコードとは・・・

ソースコードとは、コンピュータに対する指示や命令文そのものです。Web制作では、HTMLやxml(マークアップ)、CSS(スタイル指定)、JavaScript(動作制御)といった言語が組み合わさって画面表示や動きを作ります。
コンピュータは「書かれた通りに」処理するため、意図した表示・動作をさせるには、必要な指示を漏れなく、かつ分かりやすく記述することが重要です。

このとき、相手が人間であれば「こんな感じで」と伝えられますが、コンピュータには曖昧さが通用しません。
だからこそ、誰が読んでも意味が通じる書き方(のちに触れるコーディング規約/コーディングルール)を意識することが、実務では評価につながります。

仮にホームページの上部に大見出しを置きたいとしましょう。その場合には、見出しとなる文章を
<h1></h1>
で囲むコードを記載します。そうすることで、その文章はページ上で大きく目立ったものになるというわけです。
また、その文章を特定の色にしたい場合には、そのことを指示するコードを記載します。

このようにしてテキストやデザインを実際にWeb上に再現する作業をマークアップとは呼びます。
そしてマークアップのために必要な作業が、HTMLやxml、CSSといったコードを記述するコーディングです。このコーディングの作業をする人をコーダーと呼びます。

プログラミングとの違い

コーディングとプログラミングの違いがよく分からない、という人もいるかもしれません。重要なポイントは、コーディングはプログラミングの一工程である、ということです。
「コーダーとは何ですか?プログラマーと何が違うの?」という疑問も、ここを押さえると整理しやすくなります。

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◆プログラミング

一般的にプログラミングという場合、まずプログラムの設計をしてその設計したプログラムを記載し、プログラムが正しく機能するかテストを繰り返してデバッグと呼ばれるバグ修正を重ね、ゲームやWebサイトなどの成果物が完成するまでのすべてを指します。
つまり、プログラミングという言葉には「どう作るかを決める(設計)」「正しく動くか確かめる(テスト)」「問題を直す(デバッグ)」までが含まれているのです。

しかし、コーディングはこれらの工程の中で、主にプログラムを記述する作業のことを指します。
実務では「動けばOK」ではなく、読みやすさや再利用性まで含めた品質が求められるため、チームのルールに沿って書けるかも重要になります。

■バックエンドエンジニア

Webサーバー側やデータベースのシステムのようにユーザーから見えない部分をバックエンドと呼び、その工程を担当する人のことをバックエンドエンジニアと呼びます。
バックエンドではHTMLやCSS、JavaScriptのほかにPHP、Python、Rubyといったプログラミング言語を使用します。

バックエンドエンジニアもプログラムを設計するプログラマーですが、基本的にコーダーはフロントエンドを担当する仕事なのでバックエンドに深く関わらないことが多いです。
ただし現場や求人によっては担当範囲が重なることもあるため、「バックエンドエンジニアは何をするのか」「どこまで任されるのか」を求人票で確認しておくと安心です。

また、バックエンドでPHP、Python、Rubyといったプログラム言語を記述することもコーディングの一種ですが、一般的にコーダーといえばフロントエンドでコーディングする人のことを指します。

◆コーダー

コーダーは主にHTMLやCSS、JavaScriptといったマークアップ言語を扱います。なぜなら、コーダーが担当するのはユーザーに最も近い部分であるフロントエンドだからです。
未経験であっても、デザインの再現性や表示崩れの修正力、そして「読みやすいコード」を意識できるかが評価につながります。

■フロントエンドエンジニア

コーダーは主に設計されたプログラムを記述することが仕事ですが、ユーザーインターフェースに関わるフロントエンドのプログラムそのものをイチから設計する場合にはフロントエンドエンジニアと呼ばれます。たとえば、ユーザーが文字を入力したりボタンをクリックしたりする部分のプログラミングなどです。
そのため、フロントエンドエンジニアとコーダーの違いは「設計まで担うか」「扱う範囲が広いか」に現れやすい傾向があります。

採用担当者の視点では、まずコーダーとして「再現性・正確性・保守性(引き継ぎやすさ)」を示せるかを確認し、そこから伸びしろ(学習姿勢や改善力)を評価するケースが多いです。
まずはコーダーからキャリアをスタートし、やがてフロントエンドエンジニアへとステップアップする人も多くなっています。

コーディングルールとは

コーディングを行う際に気をつけるべきポイントは、コーディングルールを守ることです。コーディングルールは「コーディング規約」や「コーディングマニュアル」と呼ばれることもあります。
実務では「書ける」だけでなく、「チームのやり方に合わせて品質を揃えられるか」が評価につながりやすい点を押さえておきましょう。

コーディングはプログラミング言語を記載する仕事ですが、必ずしも誰が書いても同じものになるとは限りません。人と人との関係において、ある指示を誰かに伝える場合に人によって指示の出し方、言い方が異なるように、設計されたプログラムをどのようにコーディングするかはコーダーによって微妙に異なります。
そこで「読みやすさ」や「修正しやすさ」を担保するために、ルールが必要になります。

そこで、会社やチーム、プロジェクトによってある程度どのようにコーディングするべきなのかを決めたものがコーディングルールです。
たとえば改行や空白、名前などのルールのほか、画面やバッチ、帳票、APIなどのプログラムの標準的な作り方、プログラムを作る上での推奨事項や禁止事項などが主なものとして挙げられます。具体的には、「画像にはalt属性を用いること」「id、classには分かりやすい命名をすること」といったことなどです。

POINT!

  • コーディングルール(コーディング規約)の目的は、プログラムの可読性を高めて保守性と品質を高めることです。

それでは、なぜプログラムの保守性と品質が重要なのでしょうか。
まず挙げられる理由は、プロジェクトは多くの場合、複数のプログラマーやコーダーが参加するということが挙げられます。そのため、誰が見ても記載されているのがどういったプログラムなのかが分かるようにしなければなりません(保守性)。このことはWebサイトの開発中はもちろんのこと、その後のメンテナンスのしやすさにも大きく関わってきます。

また、コーディングルールが守られているかどうかをチェックすることはコーディングのミスを防ぐことにもつながります(品質)。あらかじめ守るべきコーディングルールがあれば、複数の人が正しくコーディングされているかどうかを判断しやすくなります。そのため、問題を未然に防ぐことができるというわけです。
採用現場でも、コーディング規約を理解し、指摘を受けて直せる人は「伸びる人材」として評価されやすい傾向があります。

コーディングを学ぶには

実際にコーディングを学ぶにはどのような方法があるのでしょうか。
大切なのは「理解する→手を動かす→直す」を繰り返し、アウトプットの質を少しずつ上げることです。

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まずはネットや参考書を見ながら独学

コーディングの学習方法にはさまざまなものがありますが、まずは独学で始めてみるのがおすすめです。なぜなら、書店に行けばさまざまな参考書を見つけることができますし、ネット上で知識を増やすことも可能だからです。
Webデザインの場合には、有名なサイトなどを自分で模写してみることで、コーディングに必要な知識と技術を身に着けることができるでしょう。

また、コーディングなどのWebデザインにはさまざまなオンライン学習サイトが存在します。まずはそういったサイトを参考に始めてみるのもひとつの方法です。解説スライドと実際にコードを打ち込む演習がセットになっていたりするため、コードを覚えやすいと評判です。
学習中は「コーディングとは具体的に何をするのか」を意識して、表示崩れの修正や小さな改善までやり切ると実務につながりやすくなります。

プログラミングスクール

独学で学ぶのは不安だ、という人はプログラミングスクールに通うのもよいでしょう。現役エンジニアがオンラインで教えてくれるスクールもあれば、通学するタイプのオフライン型プログラミングスクールもあります。オフライン型の場合、教室で講師に分からないところを直接質問できたり、共に頑張れる仲間を見つけたりできるというメリットがあります。

一方、働きながらだと時間的に通うことは難しい人もいるかもしれません。住んでいる環境や時間、モチベーションなどを考慮して自分に合ったところを選びましょう。多くのプログラミングスクールでは事前に無料レッスンやカウンセリングを行っています。
その場では、「HTML・CSS・JavaScriptはどこまでできれば転職できるのか」「制作物はどのレベルを目指すべきか」など、ゴール設定を具体的に確認しておくのがおすすめです。

コーダーやエンジニアになるには

コーダーやエンジニアになりたいけれどどうしたらいいのか分からない、という人もいるかもしれません。とりわけこれまでIT系とはまったく別の仕事をしていたという人は、未経験でも受け入れてもらえる企業があるのかどうか不安に感じるでしょう。
結論から言うと、未経験からでも目指せますが、採用側が見ているポイントを押さえて準備することが大切です。

しかし、実際には未経験から転職してコーダーやエンジニアになる人も多くなっています。とりわけコーダーはプログラマーになりたい人の登竜門となる職種として知られています。未経験からの求人募集も多いので挑戦してみましょう。
ただし、求人によって担当範囲や求めるレベルは異なるため、仕事内容と必要スキルをすり合わせておくとミスマッチを防げます。

とはいうものの、経験がなくてもある程度の知識やスキルがあることが大前提です。あらかじめ書籍やプログラミングスクールなどで必要な知識とスキルを身に付けておきましょう。コーダーにはHTMLやCSS、JavaScriptといったマークアップ言語に関する知識のほか、バグに対処できる知識も必要です。
そのほか、デザイン系の知識やデザイン編集ソフトを扱えるスキルがあると喜ばれるでしょう。

採用担当者の視点では、未経験者の場合「現場のルールに沿って成長できるか」を特に見ます。
具体的には、コードが読みやすいか、命名が分かりやすいか、コーディング規約/コーディングルールを意識できているか、といった点が評価材料になりやすいです。

未経験でも「できそうだ」という自信がついたら、転職サイトなどで求人を探してみましょう。求人を見るときは、「未経験でも任されるコーダーの仕事内容(マークアップ中心か、JavaScript実装まで含むか)」や、教育体制・レビュー体制を確認しておくと安心です。
たとえば、マイナビジョブ20’sには未経験可の求人が多くあります。選任のアドバイザーによるカウンセリングを受けることができるので、自分に会った職種や企業に出会うことができるでしょう。企業への応募から内定まで、サービスがすべて無料なのも嬉しいポイントです。
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Q. マイナビジョブ20’sの登録に費用はかかりますか?

A. いいえ、マイナビジョブ20’sの登録はすべて無料でご利用いただけます。

Q. 在職中でも登録できますか?

A. はい、在職中の方もご利用いただけます。転職活動の進め方もアドバイザーがサポートします。

Q. 登録後にすぐ転職しなければいけませんか?

A. いいえ。情報収集や相談だけでもご利用いただけます。

記事についてのFAQ

Q. コーディングとは具体的に何をする作業ですか?

A. コーディングとは、主にHTML・CSS・JavaScriptなどを用いて、デザイン案や仕様を「ブラウザで表示・動作する形」に落とし込む作業です。
テキストや画像の配置、見た目(装飾)、動き(簡単な挙動)をソースコードとして記述し、Webページとして再現していきます。

Q. コーディングとプログラミングの違いは何ですか?

A. 大きな違いは、プログラミングが「設計→実装→テスト→デバッグ」までを含む広い概念であるのに対し、コーディングはその中の「主にコードを書く工程」を指すことが多い点です。
実務では「動けばOK」ではなく、読みやすさや再利用性(保守性)も含めた品質が求められます。

Q. マークアップとは何ですか?コーディングと同じですか?

A. マークアップは、文章や画像などの要素に「見出し」「段落」などの意味を持たせ、Web上で表示できる形に整えることです(例:見出しをh1タグで囲む)。
マークアップを実現するためにHTML・CSSなどを書いていく作業がコーディングであり、実務ではセットで語られることが多いです。

Q. コーディング規約(コーディングルール)はなぜ重要なのですか?

A. コーディング規約(コーディングルール)は、複数人で開発・運用する際に「読みやすさ」「修正しやすさ」をそろえて、保守性と品質を高めるために重要です。
改行・空白・命名などの細かなルールに加え、「alt属性を付ける」「id/classは分かりやすく命名する」などの推奨事項が定められることもあります。
採用現場でも、ルールを理解し指摘を受けて直せる人は伸びしろが評価されやすい傾向があります。

Q. 未経験からコーダーを目指す場合、何から勉強すべきですか?

A. まずは「理解する→手を動かす→直す」を繰り返す学習が基本です。
HTML/CSSで表示を再現できるようになり、次にJavaScriptで簡単な動きの実装や修正ができると、求人の求める範囲に近づきます。
学習は独学(書籍・Web教材)から始め、必要に応じてオンライン学習サービスやスクールを活用するのも有効です。

Q. HTML・CSS・JavaScriptはどこまでできれば応募できますか?

A. 求人によって求められる範囲は異なりますが、目安としては「デザインを見てHTML/CSSで再現できる」「表示崩れを修正できる」「読みやすいコードを意識できる」ことが重要です。
JavaScriptは求人によって必須度が変わるため、募集要項で「マークアップ中心か」「JS実装まで含むか」を確認し、教育体制やレビュー体制があるかも合わせてチェックするとミスマッチを防げます。

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