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【例文付き】職務経歴書の自己PRの書き方とそのポイント
- 2024年01月30日
- 2024年01月30日
この記事では、職務経歴書での自己PRの書き方について、重要性を理解した上で、作成上の考え方のヒント、具体的なポイントを解説していきます。最後に、主な職種別の例文も紹介するので参考にしてみましょう。
職務経歴書に書く自己PRの目的:履歴書の自己PR欄、志望動機、長所との違い
つまり、応募先企業に対して自分がどのように価値をもたらすかを具体的に示すためのものです。履歴書の自己PR欄で提供できる情報は限られており、職務経歴書の自己PRでは、より広範囲にわたるスキルや経験を詳細に伝えることが可能になります。
ここで、履歴書と職務経歴書での自己PRの違いについて考察してみましょう。職務経歴書の自己PR欄では、個人の職業的強みを詳細にアピールできます。
これは、履歴書の自己PRとは異なり、限られたスペースを超えて、これまで培ったスキルや経験を具体的かつ詳細に述べることができる点で優れているのです。
したがって、職務経歴書の自己PRを適切に書くことで、自分自身をより効果的にアピールし、応募先企業における自分のポジショニングを明確に示すことができます。
さらに、職務経歴書の自己PRは、応募者の実務能力を客観的にまとめるためにも重要です。企業は応募者の専門性や実務経験を重視するため、これらを効果的に伝えることが採用の鍵となります。
また、自己PRと「志望動機」は目的が異なる点に注意する必要があります。自己PRは、これまでのキャリアやスキルをベースにしたアピールであり、志望動機は応募企業で働きたいと思った理由を伝えるものです。
この二つを混同せずに、それぞれを明確に伝えることが重要です。 職務経歴書の自己PRでは、応募者の人柄や特性を伝える「長所」とは異なり、ビジネスの世界での強みや実績をアピールする必要があります。
転職活動では、これらの強みや実績が応募先の企業でどのように活かされるかを示すことが求められます。したがって、自分の強みを実績ベースで明確に示し、それが応募先企業にどのようなメリットをもたらすかを説得力をもって伝えることが求められます。
これにより、職務経歴書の自己PRは、転職活動における成功の鍵となるのです。
自己PRを考える際の3つのヒント
以下の3つのヒントを基に、効果的な自己PRを作成しましょう。
具体的な強みを簡潔に
自己PRの最初のステップは、自身の強みを具体的かつ簡潔に表現することです。この際、抽象的な表現を避け、具体的なスキルや成果を明確に示すことが重要です。
例えば、「チームリーダーとして、プロジェクトの期限内完了率を向上させた」といった具体的な事例を挙げることで、読み手に強い印象を与えることができます。
強みを裏付けるエピソードや実績
自己PRにおいては、強みを具体的なエピソードや実績で裏付けることが不可欠です。
たとえば、特定のプロジェクトでの成功体験や、特定の課題を解決した際の具体的な方法などを挙げると良いでしょう。また、客観的な証拠として数字や具体的な成果を用いることで、自己PRの説得力を高めることができます。
例えば、「売上を前年比で20%増加させた」、「プロジェクトの効率を30%改善した」といった具体的な数値を提示しましょう。もし数値としての実績がない場合は、チーム内での役割や影響力、達成した改善点などを明示すると効果的です。
入社後どうやって活かすか
自己PRは、応募先企業のニーズや文化との相性を考慮して作成します。企業のミッションやビジネスモデルと自分の強みや経験がどのように合致するかを考え、それを反映させましょう。
つまり、過去の実績だけでなく、将来の貢献にも目を向ける必要があるのです。応募先企業において自身のスキルや経験をどのように活かすかを具体的に示しましょう。
例えば、「以前の経験を活かし、貴社の新規事業開発において市場分析と戦略立案を行うことで、事業拡大に貢献できると考えています」といった形で、自身の強みが企業にどのような価値をもたらすかを明確に述べます。
自己PRは、自分を採用すべき理由を明確に伝えるための重要な手段ですので、慎重に、しかし自信を持って作成しましょう。
職務経歴書に自己PRを書く際の具体的な3つの注意点
要点を明確に、簡潔に
自己PRの効果を最大限に発揮するためには、要点を明確かつ簡潔にすることが重要です。具体的には以下の点に注意します。
●字数は200字程度に抑える
履歴書よりスペースがある職務経歴書ですが、採用担当者の負担も考慮して簡潔さを心がけましょう。文字数は200字程度が一般的です。
●箇条書きを活用する
自己PRの内容を箇条書きで整理し、各ポイントの要点を簡潔に伝えることで、情報の整理と理解しやすさを向上させることができます。特に、履歴書や職務経歴書での自己PRでは、このアプローチが非常に有効です。
●誤字脱字や日本語の間違いに注意する
誤字脱字や文法的な誤りは、プロフェッショナリズムに欠ける印象を与えかねません。自己PRを書き上げた後は、入念な校正を行い、これらのミスを未然に防ぎましょう。
●抽象的な内容を避け、具体性を持たせる
「コミュニケーションが得意」といった抽象的な表現よりも、「チーム内の意思疎通を図り、プロジェクトの効率を20%向上させた」といった具体的な実績を示すことが、より説得力のある自己PRを作成する上で重要です。
●自己PRの一貫性を保つ
履歴書や職務経歴書に記載された自己PRと面接時の内容には一貫性が必要です。面接では、書類に記載された内容をさらに深堀りし、具体的なエピソードや数値を交えて語ることで、より信頼性の高い自己PRを展開することができます。
●ポジティブな表現を心がける
前職の職務内容に不満があったとしても、その経験をポジティブな角度から捉え、前向きな志望動機に繋げることが重要です。このようなポジティブな態度は、採用担当者に対して好印象を与えることができます。
志望動機も織り交ぜて
自己PRには、企業への志望動機を織り交ぜることが推奨されます。自分がその企業でどのように働きたいか、どのように貢献したいかを伝えることで、自己PRの内容をより具体的かつ説得力のあるものにすることができます。
志望動機を含めることで、応募先企業への熱意やモチベーションも示すことができ、自分自身を際立たせることが可能です。
丸暗記はNG、柔軟に回答しよう
面接の際の自己PRで、単に暗記した内容を話すことは避けましょう。面接時には、さまざまな質問が投げかけられるため、事前に準備した内容をそのまま述べるのではなく、状況に応じて柔軟に回答することが大切です。
面接では、自己紹介を交えたり、強みと弱みを交えたりするような質問も出ることがあります。そのため、事前に準備した自己PRの内容を柔軟にアレンジして、質問の意図に合わせた回答をすることが求められます。
職務経歴書の自己PRは、単なる過去の経歴の紹介にとどまらず、自分のポテンシャルと企業への貢献を具体的に示す重要な手段です。そのため、これらの注意点を踏まえて丁寧に作成しましょう。
職種別自己PRの例文と書き方のポイント:営業、エンジニア、経理
営業職の例では、具体的な成果として売上増加を挙げ、どのようにしてその成果を達成したかを強調しています。エンジニア職の例では、技術的スキルとプロジェクト管理経験を強みとして提示し、それを新しい職場でどのように活かすかを具体化しています。
経理職の例では、効率化とコスト削減という企業にとって重要な要素を取り上げ、その経験をどのように活かすかを述べています。
営業職 | |||
「営業職としての経験を活かし、貴社の売上向上に貢献したいと考えています。過去の職場では、新規顧客開拓を中心に業務を行い、年間売上目標の125%達成という成果を出しました。 |
エンジニア | |||
「前職では、ユーザーエクスペリエンスを向上させる業務を担当しておりました。この分野でこれまでに培ったプログラミングスキルとプロジェクト管理経験を貴社で発揮したいと思います。 |
経理 | |||
「経理業務における効率化と精度の向上を重視し、貴社の財務部門強化に貢献したいです。 |
職務経歴書の自己PRで差をつける
具体的な強みや実績を示し、それらをどのように企業で活かすかを明確にすることで、採用担当者の注目を集めることができます。自己PRを効果的に活用し、職務経歴書で差をつけましょう。
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