第二新卒の方必見!就職に成功するための5つのポイント

作成日:2017.11.01 更新日:2025.11.11

新卒で入社した会社を3年前後で退職した人を第二新卒と呼ぶことは、多くの方がご存じだと思います。

ただ、「第二新卒が就職活動で成果を出すにはどうすればいいのか」まで しっかり理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。

第二新卒の就活は成功しやすいのか、それとも難しいのか――迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

ここでは、第二新卒が就職を成功させるために押さえておきたい5つのポイントを紹介します。キャリアを前向きに再スタートさせるヒントとして役立ててください。

第二新卒の就職を成功させるための5つのポイント

第二新卒が転職で成功するために、押さえておくべき重要なポイントがあります。これを意識せずに就活を進めてしまうと、結果が出にくく、期間だけが長引いてしまうこともあります。

ここで紹介する5つのポイントを参考に、効率よく、前向きに就職活動を進めていきましょう。

5つのポイント

  1. 第二新卒が置かれた環境を理解する
  2. 第二新卒のメリット・デメリットを理解する
  3. 転職理由対策をしっかり行う
  4. 自分の強みを磨く
  5. 応募書類・面接での伝え方を工夫する

① 第二新卒が置かれた環境を理解する

まずは、自分が「第二新卒」としてどのように見られているのかを理解しましょう。 企業からの一般的な評価は「新卒に近いスキルレベルで、社風に馴染みやすい若手人材」というものです。これは、社会人経験が浅いために前職でのやり方に強く染まっておらず、新しい環境に柔軟に適応できると考えられているからです。 ただし、第二新卒といっても背景はさまざまです。たとえば、半年で退職した人と、3年間勤めてから転職を決意した人では、経験値やスキルの幅に大きな差があります。前者は「ほぼ未経験」と見なされる一方、後者は「ある程度の実務経験を持つ即戦力候補」として評価されることもあります。 このように、同じ「第二新卒」という枠でも、企業側の期待値は一律ではありません。 また、企業が「第二新卒歓迎」と掲げる背景には、少子高齢化による採用難があります。新卒採用だけでは若手人材を十分に確保できないため、第二新卒を「将来の戦力候補」として早めに採用しておきたいという思惑があるのです。特に中小企業では、新卒採用の母集団形成が難しいため、第二新卒を積極的に受け入れるケースが増えています。 そのため、企業が重視するのは専門スキルよりも ポテンシャル です。具体的には以下の点が見られます。
  • 柔軟な姿勢:新しい環境ややり方に抵抗なく適応できるか
  • 前向きな意欲:困難に直面しても学びながら成長しようとする姿勢があるか
  • 基本的なコミュニケーション力:上司や同僚と円滑に連携できるか
例えば、前職で営業をしていた人が事務職を志望する場合でも、「顧客対応で培ったヒアリング力や調整力は、社内外の関係者とのやり取りに活かせる」といった形で共通点を示せば、経験の浅さを補うことができます。 つまり、限られた経験を無理に強調するよりも、前職と応募先に共通するスキルや活かせる強みを整理して伝えることが重要です。企業研究を通じて「自分の能力がどのように役立つか」を具体的に示せるよう準備しておきましょう。 ポテンシャル採用についてはこちらから

② 第二新卒のメリット・デメリットを理解する

第二新卒のメリット

メリットとしては以下の5つが挙げられます。

  • 若さがある
  • 勤務年数が浅く柔軟性が高い
  • 基本的なビジネスマナーを身につけている
  • 仕事の進め方を理解している
  • 新卒と同じ研修に違和感なく参加できる

第二新卒は新卒より少し年齢を重ねていますが、20代前半〜半ばが中心で、長期的な育成・活躍が期待できる若手人材です。新卒と比べて落ち着きや職場適応力が高いケースもあります。

また、基本的な ビジネスマナー(電話応対・メール・報連相など)を習得済みで、初期教育の負担が少ない点も魅力です。社会人の基本ができているため、現場への受け入れがスムーズです。

 

前職で業務フローや組織の役割分担を経験しているため、「依頼の受け方・期限管理・周囲との調整」といった仕事の進め方を理解しています。新卒と同じ研修に参加しても違和感がなく、同期的なつながりを作りつつ、早期に戦力化しやすい人材といえるでしょう。

 

例:営業から事務へ転職する場合でも、顧客対応で培ったヒアリング力・調整力は、社内外の連絡調整や資料作成の精度向上に活かせます。

第二新卒のデメリット

一方で、以下のような懸念もあります。

  • 短期間で辞めたため「また辞めるのでは」と思われる
  • 退職理由に問題があるのではと疑われる
  • 人間関係に課題があるのではと見られる
  • スキルは新卒並だが年齢は上

第二新卒は短期間で退職しているため、採用側からは継続力や忍耐力に不安を持たれ、「また辞めるのでは」と懸念されがちです。面接では、学びや改善策を交えて前向きに説明する準備が重要です。

さらに、退職理由が前向きでないと「問題があったのでは」と疑われることもあります。たとえば人間関係や業務負荷のみを理由にするのではなく、「適性の再認識」「キャリア目標の再設定」など建設的な視点で語ると懸念を和らげられます。

 

また、経験が浅いためアピールできる実績が少ない点もデメリットです。その場合は、前職で得た汎用的なスキル(例:期限管理、チーム連携、顧客対応)と応募先業務の共通点を具体的に結び付けて、ポテンシャルを示すことが効果的です。

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③ 転職理由対策をしっかり行う

採用担当者が特に気にするのは「なぜ前職を辞めたのか」という点です。 以下の質問に答えられるよう準備しておきましょう。

  • なぜ退職したのか
  • 新卒時になぜ気づけなかったのか
  • 退職後にどんなキャリアを描いているのか
  • その選択が将来にどうつながるのか

この4つの問いに答えられなければ、面接や書類選考を突破するのは難しいでしょう。

履歴書や職務経歴書には、前向きな転職理由を盛り込み、志望動機や自己PRと一貫性を持たせることが大切です。

採用担当者に「前向きな理由で転職を決断した」と伝わるように準備しておくことが成功のカギです。

④ 自分の強みを磨く

転職理由を整理するだけでなく、自分の強みを明確にしておくことも重要です。

前職で培ったスキルや経験を、これから挑戦したい仕事にどう活かせるかを具体的に伝えましょう。

第二新卒がアピールできるのは「ポテンシャル」や「柔軟性」といった部分です。 それを応募先の業務と結びつけ、相手にイメージしてもらえるよう工夫することが、就職成功のポイントになります。

⑤ 応募書類・面接でのアピール方法

強みや転職理由を整理できたら、それを応募書類や面接でどう伝えるかを考えましょう。

書類では「会って話を聞いてみたい」と思わせる内容にすることが大切です。

例えば、企業が気にする質問の一部を志望動機に盛り込み、残りは面接で答えるようにすると効果的です。 書類で興味を引き、面接で説得力を高める流れを意識しましょう。

面接では一方的に話すのではなく、質問に的確に答える姿勢が好印象につながります。 内容だけでなく、受け答えの態度やコミュニケーションの取り方も評価対象になるため注意しましょう。

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Q. マイナビジョブ20’sの登録に費用はかかりますか?A. いいえ、マイナビジョブ20’sの登録はすべて無料でご利用いただけます。
Q. 在職中でも登録できますか?A. はい、在職中の方もご利用いただけます。転職活動の進め方もアドバイザーがサポートします。
Q. 登録後にすぐ転職しなければいけませんか?A. いいえ。情報収集や相談だけでもご利用いただけます。

記事についてのFAQ

Q. 第二新卒とは具体的にどのような人を指しますか?A. 第二新卒とは、年齢については一般的には卒業後約3年以内を指すため25歳前後とされますが、最終学歴によっても異なりますし、企業によってはそれ以上でも受け入れてくれるケースも多いため厳格な基準はありません。
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Q. 第二新卒の転職は有利ですか?A. 有利な面もあります。若さや柔軟性、基本的なビジネスマナーを身につけている点が評価されやすく、企業によっては新卒と同様の研修を受けられることもあります。
Q. 第二新卒の転職活動で注意すべきポイントは?A. 転職理由を前向きに整理し、応募先企業に活かせる強みを明確に伝えることが重要です。また、書類と面接で一貫性のあるメッセージを伝えることが成功の鍵です。
Q. 第二新卒歓迎の求人は本当に未経験でも応募できますか?A. 多くの「第二新卒歓迎」求人はポテンシャル採用を前提としていますが、企業によっては一定の業務経験やスキルを求める場合もあります。求人内容をよく確認しましょう。
Q. 面接で前職の退職理由を聞かれたらどう答えるべきですか?A. 「なぜ辞めたのか」「その経験から何を学んだか」「今後どう活かすか」を前向きに説明することが大切です。ネガティブな印象を与えないよう、準備しておきましょう。
Q. 第二新卒の転職活動はどれくらいの期間がかかりますか?A. 個人差はありますが、平均的には1〜3ヶ月程度が目安です。自己分析や企業研究をしっかり行い、効率的に進めることで短期間での内定獲得も可能です。

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