庶務の仕事は配属先によって変わります。同じ企業でも、部署が変わればやり方や業務内容が変わってきます。
異動すれば、前の部署でのやり方と全く違うやり方が求められることもあるでしょう。そのため、庶務には臨機応変に対応する力が求められるのです。 電話応対の項目でも説明しましたが、電話がかかってきたときや急な来客があったときには、どんなに忙しくても自分の仕事の手を止めて対応しなければなりません。 急ぎの用事を頼まれたときなども、すぐに気持ちを切り替えて仕事をこなす力が必要となるのです。庶務はほかの社員と会話する機会が多いです。たとえ同じ部門に所属する社員との会話であっても、相手の頼みごとを正確に聞き取り、仕事に反映させる力が求められます。
ほかの部署の人や別の担当者に仕事をお願いしないといけないことも出てくるでしょう。さまざまな人とのやりとりが多いだけに、コミュニケーション力は欠かせません。 また、電話応対や来客応対で、多くの人と会話するのも庶務の役割です。会社の第一印象を決めてしまうこともあるため、明るくハキハキとした声や笑顔は大切です。 もちろん、電話応対や来客応対に関するマナーを身につけておくことも求められるでしょう。資料作成やファイリングなど、庶務は業務の中で数字を扱う機会が多いです。庶務の仕事は売り上げに直結するものではありませんが、数字を間違えて入力した結果、思わぬ損が出てしまうこともあります。
そのため、正確に作業する力が求められます。特に、資料を作成したときには複数人でダブルチェックを行うなど、慎重に作業することが求められるでしょう。資料作成や申込書類をパソコンに入力するときなど、パソコンを使用する機会が多いです。あらかじめシステムが導入されているところも多いですが、パソコン作業に抵抗がないことは大切です。
また、コピー機やプリンターがうまく作動しないときには、原因を探り、自分で直せるときには直さなければなりません。 コピー機の開け方などは、仕事を教えてもらう際に聞けますが、次第に自分自身で判断をして、直していかなければなりません。機械に抵抗がないことも大切なスキルです。庶務では、小口現金管理や備品の管理を任されることがあります。小口現金や備品は、都度記録をしておかなければなりません。
マストの資格ではありませんが、日商簿記検定2級か3級程度の知識があると、仕事がやりやすくなります。 また、転職をするときに簿記の資格を有していることを伝えると、好印象を与えられるかもしれません。なかには、具体的に「日商簿記3級程度があるとよい」などと、求人票に記載しているところもあります。マイナビジョブ20'sは、マイナビグループ唯一の20代専門転職サービスです。面接対策・書類添削・求人紹介・適性診断など、充実した体制で皆さまの転職活動をフルサポートいたします。
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