「まずは」は、「最初に」「とりあえず」といった意味の類義語です。「取り急ぎ」よりも急を要する度合いが低くなり、より口語的な印象になります。「取り急ぎ」と同様に、文末を略さないと丁寧に感じられる言い換えなので気持ちが伝わりやすくなるでしょう。この場合もメールの続きを速やかに送ることが大切です。
【例文】 ・まずはご報告のみで失礼致します。 ・まずは書面にて失礼いたします。 ・まずは御礼申し上げます。「一旦」も、「まずは」のように「取り急ぎ」よりも口語的になる類義語です。「とりあえず」にすると、「一旦」より砕けた印象になるため、ビジネスメールでは「一旦」のほうがいいでしょう。
【例文】 ・一旦書類のみ送付致します。 ・一旦ご報告申し上げます。「略儀」は、本来行う正式なものよりも省略したやり方のことをいい、「ながら」は「ではあるが」という意味です。そのため「略儀ながら」は「省略したやり方ですが」ということになります。「取り急ぎ」と比べると、急いでいるというよりも「簡単にした」ニュアンスのほうが強くなります。
たとえば、本来であれば会ってお礼を言うべきところを、メールや手紙などの書面で伝える場合に使います。今後会わない相手に対しても使う言葉です。急を要する場合は「略儀ながら」よりも「取り急ぎ」を使うほうがよいでしょう。 【例文】 ・略儀ながら書面にて御礼のみを申し上げます。 ・略儀ながら書面にてご挨拶申し上げます。急を要する必要な情報だけを伝えたい場合は「~のみで」を使うといいでしょう。ただし、後日の連絡がいつになるのかについても追記するとより丁寧になります。
【例文】 ・まずは日時のみで失礼致します。 ・要件のみで恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願い致します。「取り急ぎ」を英語で表現する場合には、直訳は難しいのでニュアンスが伝わるような例文を知っておくといいでしょう。英語で「取り急ぎ」は「Just a quick note」と表現されます。また、「in reply to your letter.」と続けると丁寧です。ほかにも「I just want to~」という表現もあります。
同じ英語でも国やエリアごとで表現方法に違いがあるうえに、人によっては異なる表現方法を用いる場合もあります。そのため、ひとつの例文だけではなく相手によって臨機応変に表現を変えることも大切です。 たとえば、「This is a quick note to tell you~.」「I’m writing to let you know~.」は「取り急ぎ~をお伝えします」という意味になります。同じような意味になるように言い換えをする場合は、以下のような表現もできます。 【例文】 ・I will let you know when I have more information.マイナビジョブ20'sは、マイナビグループ唯一の20代専門転職サービスです。面接対策・書類添削・求人紹介・適性診断など、充実した体制で皆さまの転職活動をフルサポートいたします。
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