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上場企業とは?非上場企業との違いと働くメリット

テレビなどで耳にする機会も多いのが、「上場」という単語です。上場というと、何となく大企業のイメージを持っているものの、詳しい内容までは知らないという人も少なくありません。上場企業とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。

この記事では、上場企業の概要や非上場企業との違い、さらに上場企業で働くメリットについて紹介します。

上場とは?非上場との違い

そもそも上場とはどのような意味なのか、また上場企業と非上場企業にはどのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。

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上場とは?
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株式市場への上場とは、簡単にいうと「証券取引所」に株式を公開し、売買が自由に行えるようになることをいいます。なお、株式市場に上場するためには、定められた厳しい基準をクリアする必要があります。

◆上場企業と非上場企業との違いについて

上場企業と非上場企業の違いは、「株式を公開しているかどうか」という点です。上場企業の場合は証券取引所に株式を公開しており、投資家などが売買を行えることが特徴です。一方、非上場企業は証券取引所への株式公開は行っていません。そのため、自由に株を売買することはできないのです。非上場企業の公開していない株は、一般的に「未公開株」と呼ばれています。株の保有者は役員や関連会社であるケースがほとんどです。

また、上場企業と非上場企業の大きな違いとして、「決算報告書による情報開示」が挙げられます。上場企業は四半期ごとに決算報告書を作成し、公開する必要があるのです。一方、非上場企業の場合はこのような決まりはありません。各企業の任意のタイミングで決算報告を行うことができます。

◆上場企業数

日本取引所グループが公開している情報によると、2020年4月末の時点で、上場している企業の数は「3713社」だとされています。ただし、上場企業数は日々変動しているため注意が必要です。正確な上場企業数を知るためには、日本取引所グループなどのwebサイトで、しっかりと更新内容をチェックする必要があります。

◆上場企業の調べ方

上場している企業は、「新聞」「webサイト」などを使って調べることができます。新聞の株価欄をチェックし、そこに名前がある企業は株式を公開している「上場企業」ということになります。株価欄には社名や株価が一覧表示されているため、効率的に上場企業について調べることができるでしょう。

また、特定の企業が上場しているかどうか知りたい場合は、東京証券取引所が提供している「東証上場会社情報サービス」を活用する手があります。webサイト上で社名などを入力して検索を行うことで、簡単に上場しているかどうかを判断することが可能です。


国内の株式市場と各特徴・条件

株式市場といっても、その種類は多岐にわたります。国内の株式市場にはどのようなものがあるのか、それぞれの特徴と上場するための条件について確認していきましょう。

◆東京証券取引所(東証)

日本最大の証券取引所として知られているのが、東京証券取引所です。別名「東証」とも呼ばれており、「東証第1部」「東証第2部」、「マザーズ」「JASDAQ」などの市場があります。それぞれの概要と上場するための条件は、以下のようになります。

「東証第1部」は、株式市場のなかでも審査が厳しいことで有名です。
◯東証第1部
条件 ●株主数「2200人以上」
●流通株式数「2万単位以上」
●流通株式比率「35%以上」
●企業の時価総額「250億円以上」
●連結純資産の額「10億円以上」
「東証第2部」は東証第1部と比較すると、やや審査基準が低く設定されています。
◯東証第2部
条件 ●株主数「800人以上」
●流通株式数「4000単位以上」
●時価総額「10億円以上」
●流通株式比率「30%以上」
●時価総額「20億円以上」
●純資産額「10億円以上」
「マザーズ」は「Market Of The High-growth and EmeRging Stocks」の頭文字を取り、名付けられました。ベンチャー企業向けの株式市場といえます。
◯マザーズ
条件 ●純資産額「10億円以上」
●流通株式数「200単位以上」
●株式時価総額「5億円以上」
●株式比率「25%」
●企業の時価総額「10億円以上」
「JASDAQ」はスタンダードとグロースの市場にわかれていることが特徴です。グロースに比べると、スタンダードはやや審査基準が厳しく設定されています。
◯JASDAQ
条件 ●株主数「200人以上」
●株式時価総額「5億円以上」
●純資産「2億円以上」

◆名古屋証券取引所(名証)

名古屋証券取引所には名証第1部と第2部があります。第2部に比べて、第1部はより審査基準が厳しいものになっています。
◯名証第1部
条件 ●株主数「2200人以上」
●流通株式数「2万単位以上」
●流通株式比率「35%以上」
●時価総額「250億円以上」
●純資産「10億円以上」

◆福岡証券取引所(福証)

条件 ●株主数「300人以上」
●流通株式数「2000単位以上」
●上場株式数「25%以上」
●時価総額「10億円以上」
●純資産「3億円以上」

◆札幌証券取引所(札証)

条件 ●株主数「300人以上」
●流通株式数「2000単位以上」
●上場株式数「25%以上」
●純資産「3億円以上」
このように、市場によって上場するための条件は大きく異なります。また、上記した情報以外にも、細かい条件が設けられていることがあります。内容は変わることもあるため、きちんと市場ごとに公式サイトを確認し、正確な情報を調べるようにしましょう。


上場するメリット・デメリット

企業が上場すると、さまざまなメリットを得られます。また、メリットだけではなく、デメリットもあるため注意が必要です。具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのか、詳しくチェックしていきましょう。

メリット

●資金調達がしやすくなる
●優秀な人材を確保しやすくなる

●資金調達がしやすくなる
企業が資金調達をする場合、「金融機関から借り入れる」「株式を売る」などが主な手段となります。金融機関からお金を借りる場合、どうしても利息がかかってしまうという難点があります。その点、投資家などに株式を売った場合は、利息を含めて返済する必要はありません。株式を公開して売ることで、資金調達がよりスムーズになることが期待できるのです。

●優秀な人材を確保しやすくなる
企業が上場すると、そのぶん世間への知名度も高まります。活躍している企業という認識が広まり、多くの人から注目を集めやすくなるのです。その結果、人材を集めやすくなることが見込めます。優秀な人材を多く確保したい場合にも、効果を期待できるでしょう。

デメリット

●買収のリスクがある
●株主の意見に左右される

●買収のリスクがある
上場企業は株式を公開することによって、資金調達がスムーズになるという利点があります。その一方で、株式が自由に売買できるようになると、買い占めのリスクも生じます。誰かに株式を買い占められてしまった場合、会社を買収されるリスクがあるため注意が必要です。

●株主の意見に左右される
会社の株式を保有している株主は、いわば「オーナー」のような権利を持っています。株主総会があれば、そこに出席することもできるのです。株主総会は、主に会社の方針や経営について話し合うための場です。会社の経営陣が提示した方針であっても、株主が認めてくれない場合は、内容を考え直さなければならない場合もあります。企業側の一存で方針を決めることは難しくなり、株主の意見に左右されやすくなることが難点といえるでしょう。


上場企業で働くメリット

就職先を探している人のなかには、上場企業と非上場企業のどちらを選ぶべきか、悩む人も多くみられます。上場企業に就職した場合、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

メリット

●社会的な信用を得やすい
●倒産リスクが低いと判断されやすい
●平均年収が高く待遇が充実している
●大きなプロジェクトに携われる
●優秀な仲間と切磋琢磨しながら働ける

●社会的な信用を得やすい
上場を維持できるということは、それだけ企業の力が大きいということです。このような上場企業に勤めているという事実は、社会的信用を高める大きな要素になるのです。知名度の高い企業で働いていることを伝えれば、「しっかりとした人だ」という信頼を得やすくなります。

●倒産リスクが低いと判断されやすい
大手企業は基盤がしっかりとしているイメージから、倒産リスクが低いと判断されやすい傾向です。そのため、クレジットカードの審査やローンを組むときなどにも、スムーズに話を進められる可能性があります。

●平均年収が高く待遇が充実している
上場企業はきちんと売上や利益を獲得できている証明ともいえます。そのぶん、そこで働く人もその利益が待遇や年収として還元されることが期待できるのです。また、上場企業は平均年収が高い傾向にあり、各種手当てや福利厚生も充実しているケースが多くみられます。

●大きなプロジェクトに携われる
上場企業は社会的な信用が高く、資金を円滑に集めやすいぶん、大きなビジネスに挑戦する機会も豊富です。こうした大きなビジネスプロジェクトに携われるチャンスがあることも、上場企業で働くメリットといえます。また、上場企業は資金力があるぶん、しっかりと社員教育を行い、若手社員にも積極的に仕事を任せる傾向にあります。責任のある仕事を任されてみたいと考える人も、大きなやりがいを感じながら働ける環境といえるでしょう。

●優秀な仲間と切磋琢磨しながら働ける
上場企業は知名度が高いぶん、人材募集をかけると多くの応募者が集まります。そのなかから、選りすぐった優秀な人材が会社に集められるのです。このような優秀な人材に囲まれて働くことで、自身のスキルを高めていくことができます。上司の良い部分を吸収したり、同僚と切磋琢磨しながら協力して仕事を進めたりすることで、スキルアップにつなげられるでしょう。

いかがでしたでしょうか?もし、大手企業への転職をご検討中の方は是非一度マイナビジョブ20'sにご相談してみることをおすすめします。


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