非常にシンプルな表現なので、違和感なく使用することができるのではないでしょうか。「お」を付けるだけでも丁寧の度合いは増すため、会話でもメールでも使うことが可能です。 ただし、このあとで紹介するいくつかの言い回しと比較すると、シンプルであるがゆえに素っ気ない印象を与える場合もあるので注意する必要もあります。 失礼にあたることはありませんが、最低限のマナーを守った言い回しであると解釈しておくとよいでしょう。
お教えくださいと比べると、少し堅いイメージを持たれる表現かもしれません。何か情報を教えて欲しい場面というよりも、やり方や作法などを直接伝えて欲しい場面で使われることの多い表現です。 「今後とも変わらずご指導ください」など、挨拶の一つとして使われるシーンもよくみられます。 この場合は、具体的に何か教えてもらいたいわけではなく、今後もお付き合いをしていきたいという意味合いが強いと考えておくとよいでしょう。
比較的シンプルな知識や方法、手順などを教えてもらいたいときに使える表現が「ご教示ください」です。 答えがある程度明確であり、一度聞けば理解できるようなものなどは、この表現で尋ねるとよいでしょう。例文としては、「書類の見方についてご教示ください」、「ソフトの活用方法をご教示ください」などとなります。 いずれも高度な技術が必要になるというよりも知らない知識や方法を尋ねているため、この表現が使われます。
より専門的で特殊な技術などを教えてもらいたい場面で使えるのが「ご教授ください」という表現です。学問や芸事などに関することを、継続して教えてもらう際にも使うことができます。 例文としては、「営業成績向上のためご教授ください」、「新たな研究成果についてご教授ください」などとなります。 「ご指導ください」と同様に、「今後とも、ご教授ください」などのように挨拶として使うことも可能です。
「ご連絡ください」や「ご回答ください」は、単に知りたいことに答えてもらいたい場合などに使われます。 教えてもらいたいという気持ちも含まれてはいますが、どちらかといえば催促をする際に使用されるケースが多いでしょう。ただ、文脈や前後の文章・単語によっては目上の人にも十分に使える表現です。
先輩や上司などに何かを教えてもらいたい気持ちがあるときに使える表現をいくつか紹介しましたが、語尾を変えるだけでも印象や相手の受け取り方が変わります。 「お教えいただけないでしょうか」、「指導いただけませんか」、「ご教示くださいませ」、「ご教授くださいますようお願い申し上げます」など、さまざまなバリエーションがあります。 あまりかしこまりすぎると逆に失礼にあたるケースもありますが、ここで示した例文程度であればビジネスシーンでも問題なく活用できるでしょう。
また別の言葉を付け加えて丁寧な表現に言い換えることも可能です。 「ぜひ、お教えください」や「お教えくださいますと幸いです」などがよく使われるパターンです。「ぜひ」を付け加える場合には、「ください」同様ひらがな表記が無難でしょう。 漢字表記でも間違いではありませんが、「是非を問う」のように名詞として使われるときは漢字、「ぜひ、お伺いさせていただきます」のように副詞として使われるときはひらがなで表記した方が、ビジネスシーンでは受け入れられやすいのではないでしょうか。
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