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効果的な面接練習とは?回答の仕方や1人でできる練習方法を紹介!

就職・転職活動の選考過程において、「面接」は避けて通れないものです。

とはいえ、面接は緊張する人も多くみられます。本番の緊張を少しでも和らげてスムーズに面接を突破できるよう、「事前練習をしておきたい」と考える人もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では面接のおおまかな流れや想定される質問、効果的な面接練習の方法について解説します。

まずは面接の基本的な流れを把握しておこう

面接練習を行う前に、まず押さえておきたいのが「面接の流れ」です。

企業の選考方法によって多少の違いはあるものの、面接の流れはおおむね同じといえます。なぜなら、面接で採用担当者が知りたいことは共通しているからです。

面接の基本的な流れを把握することで、採用担当者が知りたいことや、評価されるポイントを把握できます。面接練習の効果を上げるためにも、しっかりと流れを把握しておきましょう。

  • STEP1 訪問・受付

    面接を受ける企業を訪問し、受付を済ませます。その際、氏名や用件を簡潔に伝えましょう。
    新卒の場合は学校名も付け足します。

    なお、面接の際は遅刻しないよう、余裕を持って会場に到着することが基本です。万が一、到着が早くなってしまった場合は近隣で時間をつぶし、約束時間の5分前を目安に受付を行うとスマートです。

  • STEP2入室

    入室では採用担当者が面接会場で待機しているケースと、先に会場に通されてあとから採用担当者が来るケースがあります。

    どちらのパターンでも、採用担当者と初めて顔を合わせたときに第一印象が決定します。顔を合わせたら自分から積極的にあいさつをすると、好印象を与えやすくなるでしょう。

  • STEP3面接【自己紹介・自己PR・質問】

    面接は自己紹介からスタートすることが一般的です。転職者の場合は、「経歴を交えて自己紹介・自己PRをお願いします」のように声をかけられるケースも多くみられます。

    面接中の質問とその回答によって、採用担当者は会社で活躍できそうな人材かどうかを見極めています。

  • STEP4退室

    面接が終わると退室となります。その際はイスのわきに立ち、採用担当者に「ありがとうございました」と言葉を添えて一礼します。

    ドアの開閉は静かに行い、最後まで気を抜かないよう注意しましょう。

面接でよく聞かれる・想定される質問について

面接では、具体的にどのようなことを聞かれるのでしょうか。想定される質問を見ていきましょう。

自己紹介・自己PR

自己紹介・自己PRは面接の定番ともいえる質問です。自分の強みを採用担当者にアピールする必要があります。十分な自己分析を行ったうえで、自分はどのような人物なのかを伝えましょう。

転職者の場合は、仕事での実績について聞かれることがあります。新卒の場合は学生時代に打ち込んだこと、頑張ったことについて聞かれるケースも多いでしょう。

志望動機

なぜその企業や仕事を選んだのか、多くの企業では志望動機の確認を行います。

この質問により、採用担当者は応募への本気度を測っているのです。志望動機は「なぜ他社ではなくその企業を選んだのか」を伝えることが重要になります。

その理由があいまいなままだと、採用担当者に「ほかの企業でもいいのではないか」「すぐに辞めてしまうのではないか」と捉えられてしまう可能性があります。

企業研究をきちんと行ったうえで、その企業でなければならない、説得力のある志望動機を考えましょう。

転職理由

転職者の場合、なぜ仕事を辞めたのか質問される傾向にあります。

この質問によって、採用担当者は「また仕事を辞めてしまわないか」「正当な理由があり転職を希望しているのか」などをチェックしています。転職理由は感情的にならず、前向きに説明するよう心がけましょう。

生かせる経験・スキル

面接が進むと、その仕事で生かせる経験・スキルについて聞かれることが多いでしょう。

これは自己PRや志望動機などの評価を加味したうえで、その人物が「入社後どのように活躍してくれるのか」を具体的にイメージするための質問といえます。

生かせる経験・スキルを説明する際は、応募した職種・業務内容を理解し、それに関連する内容を心がけることがポイントです。

入社後にどのような知識・経験を生かしてどう活躍できるのか、採用担当者がイメージできるよう具体的に伝える必要があります。

面接官への質問

面接の終盤になると、「何か質問はありますか」と聞かれるケースも多くみられます。

いわゆる「逆質問」ともいわれるもので、基本的にはこの内容が選考に深く関係することはないと考えられています。とはいえ、「特にありません」と何も質問しないことはおすすめできません。

なぜなら、採用担当者によっては何も質問がないと、「自社に対する興味がない」と捉えるケースもあるためです。入社の意思を伝えるためにも、働く環境や入社後の仕事などについて聞いておくと良いでしょう。

ただし、給与や福利厚生など、条件面ばかり質問することは避けたほうが無難です。条件面が気になる場合は、内定獲得後に質問してみると良いでしょう。

その他

上記の内容以外にも、「転勤の可否」「就職後の展望」などの質問が投げかけられることがあります。特に転勤する機会の多い職種・部署を志望している場合は、転勤できるかどうか確認されやすいでしょう。

また、就職後にどのような活躍を目指すのか、キャリアプランや仕事における目標などについて聞かれる場合があります。突然の質問に焦ってしまわないよう、回答を考えておくと安心です。

企業からの質問に回答するとき意識すべき3つのポイント

企業からの質問に答える際は、いくつか意識したいポイントがあります。具体的にどのようなことを意識すれば良いのか、確認していきましょう。

  • 正確かつ簡潔に答える
    面接は採用担当者とのコミュニケーションの場ともいえます。採用担当者がなぜその質問をするのか、その意図や目的を正確に理解し、簡潔に回答することが大切です。

    目安として、自己紹介にかける時間は1分程度、そのほかの質問には2分程度で話し終えるよう意識すると良いでしょう。自分を売り込もうと意気込むと、どうしても説明が長くなってしまいがちです。

    しかし、あれこれとアピールすると、「結局何が言いたいのだろうか」と強みやアピールポイントの印象が薄れてしまう原因につながります。 回答はできる限り短く、結論ファーストで述べることがおすすめです。

    最初に結論から伝えることで話に緩急がつき、相手も内容を理解しやすくなります。1~2分程度の回答だと時間が短いと感じる人もいるでしょう。

    しかし、採用担当者がさらに聞きたいことがあれば、深掘りしてくるため心配ありません。一方的に説明するという意識ではなく、会話のキャッチボールだと捉えておくと良いでしょう。
  • 説明は根拠を盛り込む
    面接官にスキルや成果などを尋ねられたときは、その内容とあわせて「根拠」も説明する必要があります。

    たとえば、「過去に2年間営業職として貢献してきた」という説明では、具体的にどのような成果を上げたのかイメージできません。このような場合は、その貢献してきた内容と根拠となるエピソードを説明することがポイントとなります。

    「○○という目標に対して○○という成績を上げた」「○件契約を取った」など、客観的なデータを盛り込んで説明すると効果的です。成果の裏付けとなるデータを提示することで、説得力が高まります。
  • 表情や言葉遣いに注意する
    回答は内容だけではなく、話すときの表情や言葉遣いも意識することが重要です。

    せっかく素晴らしい経歴やスキルを持っていても、表情が暗かったりボソボソと小さな声で話したりすると、マイナスの評価につながりやすくなります。胸を張って明るくハキハキと受け答えできるよう意識しましょう。

    自然な笑顔を心がけるとポジティブな印象を与えられます。また、言葉遣いにも細心の注意を払い、正しい敬語を使うよう意識しましょう。

面接練習を行うメリット

緊張しやすい人も、面接練習を行うことでスムーズに乗り切れる可能性が高くなります。

面接練習を行うメリットとして、まず自分の見え方がわかるようになることが挙げられるでしょう。自分ではうまくできていると感じるときも、客観的に見れば多くの欠点が見つかるものです。

面接の練習をしている姿を録画し、自分の表情や声のトーン、話すスピードなどを確かめてみてください。微調整を繰り返しながら、自分の理想とする姿に少しずつ近づいていくことが面接成功の秘訣です。

次に、面接の感覚が掴めることも面接練習を行うメリットの一つです。

面接にはある程度決まった流れがあるので、練習をしておくことで本番当日に焦りにくくなり、滑らかな受け答えができるようになります。面接の感覚を掴んでおけば心に余裕が生まれ、自信を持って面接に臨むことができるはずです。

最後に、何度も練習を繰り返すことで面接での受け答えに習熟し、他の求職者との差別化が図れることも大きなメリットだといえます。

面接練習は誰とするべき?1人でもできる?

いきなり本番に臨むのではなく、面接練習をしておくことで雰囲気に慣れることができます。

ただ、面接練習をしようと考えたときに、1人でしたほうが良いのか、誰かに頼むべきか悩む人もいるのではないでしょうか。結論からいうと、練習は1人でも誰かと一緒に行っても問題ありません。

そこで、ここでは1人で行う場合と誰かと行う場合、それぞれの練習方法とポイントを紹介します。

1人で行う場合

1人で練習する場合は、自分の姿が第三者にどのように映るのか確認することが重要です。

練習としては、スマホで動画撮影をするやり方がおすすめです。全身が映るようにスマホのカメラをセッティングし、その様子を撮影します。

すると、セルフ模擬面接を実施でき、あとで動画を見直して改善点を洗い出せるのです。

練習では、面接本番のような気持ちで自己紹介・自己PR、志望動機・退職理由などを回答していきましょう。撮影した動画は、表情・姿勢・話し方などを中心にチェックすることがポイントです。

緊張で顔がこわばっていないか、視線が泳いでいないかなどを確認しましょう。姿勢は背筋が伸びているかチェックします。話し方は、声のボリュームや回答のスピードが適切かどうか確認しましょう。

自分の挙動や話し方などのクセは、なかなか気付かないものです。撮影した動画を繰り返し見て、客観的な視点で自分をチェックしてみましょう。

複数人で行う場合

誰かと練習をする場合は、家族や友人など身近な人に声をかけてみると良いでしょう。

基本的なやり方としては、身近な人が採用担当者の役を演じ、面接で想定される質問を投げかけます。自身は本番のような気持ちで臨み、最後に良い点と悪い点の評価をしてもらいましょう。

誰かと練習をする場合は、お互いに緊張感を意識することがポイントとなります。身近な人が相手だとどうしても気が緩み、真剣さが失われてしまうものです。

依頼する相手には他人のような感覚で接し、チェックも厳しく行うよう伝えておきましょう。 時間に余裕がある場合は、自分が採用担当者の役を演じてみることも良い方法です。

自分が採用担当者の立場になってみることで、どのような点を見ているのかヒントを得られ、本番に役立てられるでしょう。

その他の面接練習の方法4選

面接の練習は、各種施設のサービスやアプリを活用する方法もおすすめです。

①ハローワーク
ハローワークでは求職者向けのイベントやセミナーを常時開催しています。全国各地に拠点があるので、最寄りのハローワークで気になるセミナーの情報を調べてみるとよいでしょう。

また、利用者登録をすることで職員がマンツーマンで面接練習に付き合ってくれるので、活用してみてください。

②キャリアセンター
キャリアセンターを活用する方法もおすすめです。

キャリアセンターとは、学生や新卒の求職者を支援するために大学が設置している機関のことです。「就職課」などとも呼ばれ、進路相談やエントリーシートの添削、面接対策などのサービスが無料で受けられます。

大学によってサービスの内容は異なり、事前予約が必要な場合も多いため、早めに情報を集めておくとよいでしょう。

③面接対策アプリ
面接対策アプリを利用する方法もあります。こうしたアプリでは、各種シチュエーションを設定したうえで、仮想の面接官がさまざまな質問を読み上げてくれます。面接練習の相手が見つからないときに、大いに役立つでしょう。

④転職エージェント
転職エージェントを利用するのも賢明な方法です。専門知識を備えたキャリアアドバイザーが的確なアドバイスをしてくれるので、効率的に面接のノウハウを習得できます。

効果的な面接練習のコツ

就職・転職活動を成功させて希望の企業で働くためにも、効果的に面接練習を進めるコツを押さえておきましょう。

まず、想定される質問に対する回答を書き出し、ブラッシュアップし、実際に発声することが重要です。

転職理由や志望動機、就職後のキャリアプランなど、質問されやすい項目について面接官の意図を考えたうえで回答を準備しておきましょう。回答の軸となる考え方を把握しておけば、当日も余裕を持って答えることができるはずです。

回答を準備したら、実際に紙に書き出してみて訴求ポイントを明確にします。回答の書き出し方は、箇条書きでも、話し言葉の文章化でも構いません。

続いて、書き出した回答を実際に読み上げ、内容をブラッシュアップしていきましょう。このときに意識したいポイントは、声量と話すスピード、そして回答の長さです。

自分が話している姿を録画し、聞き取りやすい声量やスピードで話しているかどうかを確かめてください。回答の長さについては、1つの質問に対して1~2分程度が目安となります。

また、面接官に違和感を与えないように、適切な姿勢や目線を意識するようにしてください。

なお、用意した回答の丸暗記はNGです。丸暗記してしまうと応用が利かず、変則的な質問がきたときに柔軟な対応ができなくなります。

事前の面接練習で就職・転職活動をスムーズに進めよう!

面接で実力を発揮するためには、事前練習が重要です。しっかりと練習を済ませておくことで、自信を持って面接に臨めます。質問に焦らないよう、回答をよく考えておきましょう。

なお、面接の練習は複数人でも、1人でも行うことが可能です。自分に合う方法で練習を重ね、就職・転職活動をスムーズに進めましょう。

では

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