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未経験からチャレンジ!志望動機の書き方で気を付けることは?

就職活動や転職活動では、必ず志望動機を聞かれることになります。

明確な志望動機を持ってはいても、それを言葉で相手に伝えるのは意外と難しいものです。ましてや、未経験の職種や業界にチャレンジするなら尚更です。

そこで今回は、未経験の職種・業界への転職を考えている人に向けて、志望動機を書く際のポイントや例文、またやってはいけないNG例などを紹介します。

未経験の職種にも転職できる?

そもそも未経験の職種に転職できるのか、不安に感じている人も多いのではないでしょうか。業界や職種によって差はありますが、未経験歓迎の求人は少なくありません。

現代社会では企業に変革をもたらす異業種の人材を歓迎する風潮があり、未経験業種への転職成功事例は増加しています。また、一つの企業でキャリアを終えるのではなく、積極的に転職してキャリアを積んでいこうと考える人が増えてきたことも、未経験での転職が成功しやすくなっている背景にあります。

ただし、就業に資格が必要な職種や経験が重視される業界の場合、未経験での転職は難しいです。

未経験歓迎の求人が多い業界としては、飲食や不動産、ITなどが挙げられます。人材不足が慢性化しているIT業界などでは未経験者も引く手あまたなので、求人情報を確かめてみるとよいでしょう。

未経験での転職は基本的に、年齢が若いほど有利です。そのため、転職するのであれば早めに検討し始めることをおすすめします。

未経験職種・業界の志望動機を書く際のポイント4選

未経験の職種・業界への転職活動において、志望の動機はかなり大きなウェートを占めるアピールポイントです。 なぜなら応募職種に対する経験のない人材は、そもそも経験や実績で勝負することができません。

企業の採用担当者も、経験や実績以外の部分で判断するしかないため、なぜ経験のない分野に飛び込もうとしているのか、その理由や動機を重視する傾向があります。

それを踏まえて、未経験者は志望動機をどのように考えていけば良いのか、以下でその具体的なポイントを見ていきましょう。

  • 転職した理由を明示する
    転職には数多い選択肢があります。
    その中で、前職の経験が活かせる職種を選択することもできたでしょう。

    しかし、結果として経験のない職種・業界を選んだからには、何か明確な理由があるのではと勘案するのは自然なことです。にもかかわらず、その理由が曖昧なものであると、採用担当者としても「気が変わりやすい人なのか」と考えてしまうものです。

    転職理由と志望動機は、多かれ少なかれリンクしていなければなりません。そのため、まずは転職した理由を明示し、そこから志望する動機につなげるというのがポイントです。
  • 応募職種でなければならない理由を書く
    数多い職種の中から、なぜ応募職種に絞ったのか、その経緯を書くことも重要です。

    未経験者の採用に関して企業が審査するポイントは、「自社の社風に合っているかどうか」「熱意を持って仕事に取り組めるかどうか」という点です。

    それを評価する基準として、「その会社でなければならない理由」や「なぜこの職種を選んだのか」といったポイントが重視されます。

    応募職種でなければならない理由を知ることで、企業側は応募者の熱意や考え方を読み取るというわけです。
  • 応募先企業とのマッチング
    経験のない職種や業界ではあっても、前職の経験が全く活かせないわけではありません。

    基礎的なビジネススキルや前職で学んだ社会人としてのマナーなどは、就いたことがない業界でも十分に活かすことが可能です。その中には、応募先企業が求めている人材とマッチするようなスキルがあるかもしれません。

    まずは応募先企業の情報を集め、その企業がどういう社風で、どのような人材や能力を求めているのかしっかり調べましょう。そのうえで、自分のスキルとマッチするアピールポイントを割り出します。

    前職やこれまでの経験で培ったスキルがどのような場面で活かせるのか、なるべく具体的に考えて志望理由として落とし込みましょう。
  • 経験のない職種に就くために努力していることをアピール
    未経験の職種や業界にチャレンジする場合、応募職種に対するスキルや経験に乏しいのは仕方のないことです。しかし、経験がないことに甘んじているような姿勢は、採用段階で良くない印象を与えてしまいかねません。

    経験や実績で勝負できないからこそ、取り組む姿勢で勝負することが重要です。たとえば、応募職種に関する資格を勉強していることや、業界に関する情報を積極的に収集していることなどを志望する動機として盛り込みましょう。

    そうすることで、高い意欲や積極性をアピールでき、採用担当者の印象をより良くすることにつながります。

未経験者の志望動機でアピールしたいポイント

未経験業種への転職で志望動機を書くときは、企業が未経験者に何を求めているのか把握しておくことが大切です。企業が望んでいる能力や考え方を積極的にアピールし、ライバルに差を付けましょう。

未経験者の志望動機でアピールしたい最初のポイントは成長意欲です。未経験者はいわばゼロからのスタートなので、企業は伸びしろの大きさを期待しています。成長意欲が高く、努力を重ねて企業に貢献してくれそうな人材は積極的に採用されるでしょう。

次のポイントとして挙げられるのが、社会人としての基礎能力です。業界や職種が未経験の若手も、すでに社会に出ている以上、社会人としての基礎的な能力は備わっているものとみなされます。

新卒で採用すると基礎能力を育てるための教育コストがかかりますが、転職者にはそうしたコストが発生しない魅力があります。社会で通用する能力を身に付けていることを上手にアピールすれば、採用される可能性は高まるでしょう。

続いて、新しい視点やアイデアもアピールしておきたいポイントの一つです。異業種から参戦してくる人材は、既存の社員とは異なる新鮮な考え方を持っている場合が多いです。会社に新しい風をもたらすアイデアがあれば、転職活動でしっかりアピールしておきましょう。

その他、能動的に行動できる主体性も評価されやすいので、忘れずにアピールしてください。

具体的にアピールする!未経験者が参考にしたい志望動機の例文

ポイントがつかめたら、実際に自分でも書いてみましょう。ただ、ゼロからいきなり書き始めるのは難しいので、例文を参考にしながら自分のオリジナルの文章を考案していきます。

実際に書くうえでのポイントは、とにかく具体的に記載するということです。当たり障りのない文章ではなく、採用担当者の印象に残るような、具体的な事例を交えた明瞭な文章を書くことが大切です。


事務職から営業職へ転職する場合の例文

私は一般事務として3年間勤めておりました。前職では、資料や書類作成を主に担当しておりましたが、同時に接客業務やお客様の電話対応なども行っていました。

接客や電話でのやり取りでは、お客様のことを第一に考えたコミュニケーションを心がけていました。もともと話をするのが好きという性格もあって、内勤ではなく、徐々に外勤の営業職に興味を持つようになりました。

その中でも、幅広い業界での取引実績があり、また地元の取引先にも積極的に足を運ぶ貴社の営業に強く興味を惹かれました。

前職で培ったお客様対応のコミュニケーション力は、営業職においてもお客様と良好な関係を築く強みになると考えております。


営業職から事務職に転職する場合の例文

前職では、医療機器メーカーの営業として、顧客に対して電話や訪問での対応を行っておりました。営業職で私が特に力を入れていたのが、お客様へ医療機器を提案する資料作りです。

お客様に対して個別に資料を作成したり、レイアウトを見やすいものにしたりすることで、商談がスムーズに進んだことも一再ではありませんでした。

前職で培ったコミュニケーション力や交渉力を、自分以外の人のためにも活用できないかと考えていたところ、貴社の新規営業部門の応募に目が留まり、営業事務職を志望させていただきました。

WordやExcelを用いた資料作成も行っていたので、基本的なPCスキルも身に付けています。お客様の目線に立った営業の視点を入れることで、貴社の営業事務をサポートしていきたいと考えております。


IT系に未経験で転職する場合の例文

前職ではソフトウェアを販売する企業の営業企画を担当しており、営業部と開発部の中間に立って業務の進行を管理していました。

営業側の要望を開発側に伝える際、技術的に対応できないと回答されることが多く、自力で問題を解決できないことに歯がゆさを感じていました。また、商品に関する知識が浅く、営業側の質問にも適切に答えられませんでした。

こうした経験を経て、部署間の業務調整ではなく、ソフトウェアを開発する側に身を置きたいと考えるようになり、このたび転職を決意いたしました。

前職で培った、綿密な計画のもとチームで業務を遂行する能力は、開発部門でも存分に活かせるものと考えております。


マーケティングに未経験で転職する場合の例文

前職の営業部門では、お客様の希望をうかがい、ニーズに合った商品を提案することに力を入れてきました。その甲斐もあって、半期の業務で社内トップの成績を収めたこともあります。

営業で数多くのお客様と触れ合ううちに、販売の基礎となるマーケティング・企画職に興味を抱くようになりました。営業として培ってきた、お客様のニーズを把握する能力は、マーケティング部門でも活かせるものと考えております。


管理部門に未経験で転職する場合の例文

前職では転職支援に関わる業務を担当していました。多くの人材と企業を結び付ける中で、仕事の斡旋だけではなく、就業後の人材育成にまで携わりたいと感じるようになり、管理部門への転職を決意いたしました。

前職での経験を人材の発掘や育成に活かしていきたいと考えております。


販売・接客に未経験で転職する場合の例文

前職では事務として働き、来客対応や電話対応を行ってきました。事務の仕事の中でもお客様と直接触れ合える業務にやりがいを感じ、販売の仕事に挑戦したいと考えるようになりました。

かねてより貴社の製品・サービスに強い魅力を感じているので、自らの使用経験を活かしてお客様に魅力を伝えられるものと考えております。

こういう書き方はNG!未経験者が志望動機に書くべきではないこと

志望動機の基本的な書き方が理解できたら、同時に書くべきではないNG例も詳細に覚えておきましょう。

特に応募先の職種や企業に対する知識が乏しいと、知らないうちにNG例に該当するような書き方をしてしまっていることがあります。

まずは応募企業や興味を持った職種の情報を詳細に調べ上げ、以下に挙げるNG例に触れないように注意しながら書くようにしましょう。
  • 【NG例1】志望理由が曖昧

    よくあるNG例として、志望理由が曖昧で具体性がないという点が挙げられます。

    たとえば、「将来性があるから興味を持った」という志望理由は、一見すると問題なさそうに見えますが、実は曖昧で具体性が見えない志望理由です。

    「将来性がある」という部分は、いわばどの企業にも当てはまります。採用担当者は、他社と自社を比べてなぜ自社を選んだのかを知りたいのです。

    「将来性がある」という点を志望理由に挙げるにせよ、どの企業にも当てはまるような曖昧な書き方ではなく、応募先企業の業績や実績と絡めてどのように将来性があるのかなど、具体的に記載するようにしましょう。

  • 【NG例2】待遇面しか書いていない

    志望理由が待遇面であっても決して悪いわけではありません。
    給与や休日、残業などを重視したくなるのも、転職活動においては世の常です。

    しかし、動機が待遇面のみに終始しているのは良くありません。企業が待遇の良さを売りにするのは、いわば自社に貢献してくれる人に対する見返りのようなものです。

    その見返りだけを求めてやってくるような人材に、採用担当者が興味を示すことはまずないでしょう。担当者が見ているのは、応募者が自社の役に立つ人材かどうかです。

    待遇面の良さという切り口で書く場合でも、それだけではなく自分がいかにその企業に貢献できるかという点をしっかりアピールできるものにしましょう。

  • 【NG例3】成長を相手に丸投げしている

    経験がないからこそ、勉強熱心であることをアピールする場合も多々あります。しかし、企業は学校ではなく、また勉強するために入社するのでもありません。

    たとえ経験がなくても、転職市場では戦力になる人材が求められるため、入社後の「勉強ありき」「研修ありき」のような志望理由は好まれない傾向があります。

    企業が求めている人材は、自主的に「学ぶ」姿勢を持っている人材です。したがって、「充実した研修制度に惹かれて」や「貴社のノウハウを教えていただきたいと思い」などといった「教えてもらおう」という姿勢が見えるような志望理由はNGです。

  • 【NG例4】ネガティブな転職理由

    前職を退職した理由は人ぞれぞれでしょうが、たとえネガティブな理由で退職したとしても、それをそのまま志望理由として書くべきではありません。

    「前職には向いていなかった」「人間関係がうまくいかなかった」といった転職理由は、採用担当者に対して「当社でも同じような理由で辞めてしまうのでは」と思わせてしまいます。

    志望理由にはあまりネガティブな言葉を使わず、なるべく印象の良い言葉に言い換えて表現することが大切です。

    たとえば、「人間関係がうまくいかなかった」という表現は、「コミュニケーションを大切にしたい」などと変換すれば印象よく相手に伝えられます。

  • 【NG例5】応募先企業を踏み台にしている

    企業の採用担当者は、自社に長く貢献してくれる人を探しているものです。

    応募先企業が社員の独立や起業支援を積極的に行っているというのであれば別ですが、「将来的な起業に向けて」や「独立するためのスキルを磨きたい」といった文言は志望理由としてあまり相応しいとはいえないでしょう。

    成長したいという熱意を伝えるなら、「貴社でさらにキャリアアップしたい」などのような表現を選んだほうが好印象です。

未経験での転職活動の進め方

未経験の業界や職種を目指して転職活動を行うときは、ハローワークや転職エージェントを利用するのがおすすめです。

ハローワークは地域に根付いたサービスを提供しており、管轄地域の求人を多く取り扱っています。そのため、地元で就職したい人や、働きたい地域が決まっている人はハローワークを利用するのがよいでしょう。転職希望者は就職セミナーやカウンセリングが無料で受けられます。

次に、転職エージェントを利用するのも賢明な方法です。転職エージェントでは各業界や利用者層に特化したサービスを提供しており、自分に合ったところを見つければ効果的に活用できます。転職に不安があるときも、プロのアドバイザーが親身になって相談に乗ってくれます。

「マイナビジョブ20's」は20代の転職希望者におすすめしたい転職エージェントです。20代の若手を対象とした求人を豊富に扱っており、未経験でも条件のよい求人が見つけられます。手厚い面接対策や個別カウンセリングも実施しているので、ぜひ利用してみてください。

未経験を武器に!心に響く志望動機で勝負しよう

経験がない人材を採用する理由は企業によってさまざまです。人材不足を解消するために新しく人員を補充しようとしている企業もあれば、全く違った視点を取り入れるために異なる職種に勤めていた人を採用する企業もあります。

ですから、未知の状態から新しい職種や業界にチャレンジするなら、まずは応募する企業の情報を積極的に集め、相手側が新しい人材に何を求めているのか具体的に把握することが大切です。

応募先企業によっては、全く異なる職種でも、以前の経験が活かせる場合もあるので、それを志望動機に盛り込めば採用の確率を大きく高めることもできるかもしれません。

そして、経験のない職種・業界に飛び込むには、大きな勇気と熱意が必要です。そうしたチャレンジ精神は、その業界の経験者にはない大きな強みでもあります。

経験不問で人材を求めている企業側も、そのような強い意欲を自社に活かせる武器と捉えて採用活動を行っている場合も多くあります。

経験がないからといってあきらめず、むしろ未経験であることが武器になるように、ここで指摘したポイントを踏まえて有意な志望動機で勝負しましょう。

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