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サービス業とはどういうもの?種類ややりがいを解説

サービス業にはさまざまな業界があり、多くの職種が存在します。とはいえ、具体的にどのような仕事がサービス業なのか、よくわからない人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではサービス業への転職を検討している人を対象に、そもそもサービス業とは何か、どのような種類があるか、向いている人にはどのような特徴があるかなどについて詳しく解説します。

そもそもサービス業とは

サービス業とは、簡単に説明すると「顧客の要求に応えてサービスを提供し、対価を得る仕事」のことです。たとえば、「楽に移動したい」との要求に応えるタクシードライバー、「髪を美しく整えたい」との気持ちに応える美容師、「ペットの病気を治してほしい」に応える獣医師などは、すべてサービス業に該当します。広義には、第三次産業に含まれる業種とほぼ同じと考えてよいでしょう。

第三次産業とは、第一次産業(農業・林業・漁業)と第二次産業(鉱業・建設業・製造業)以外の、目に見えないサービスを提供する産業全般を指します。

サービス業と接客業の違いとは

サービス業と接客業とが同じものだと思われることがありますが、両者は厳密には同じではありません。サービス業は無形のサービスを提供する業務すべてを指します。接客業は、お客様と直接関わり、さまざまなおもてなしをする仕事です。

コンビニやスーパー、アパレルショップ、飲食店、ホテルのスタッフなどがあり、それぞれ会計をしたりオーダーをとったりと業務内容に応じて必要なサービスをお客様に提供しています。つまり、接客業もサービス業です。

ただし、サービス業は、接客業以外に情報サービスなども含みます。サービス業という幅広いカテゴリーがあり、そのなかに接客業も含まれるということです。

サービス業のさまざまな種類を解説

日本標準産業分類の一覧によると、サービス業には以下のような種類があります。それぞれの特徴や業務の内容について、産業別にみていきましょう。

情報通信業

通信業、放送業、情報サービス業、インターネット付随サービス業、映像・音声・文字情報制作業などがあります。

通信業は固定電話業や携帯電話業など、放送業はテレビやラジオの放送局などです。情報サービス業はソフトウエア開発会社やゲーム会社、インターネット付随サービス業はサーバー運営会社やウェブコンテンツ提供会社などがあります。映像・音声・文字情報制作業は映画やテレビ番組の制作会社などです。

情報通信業のうち、インターネット付随サービス業は、今後も大きく拡大することが見込まれています。

運輸業、郵便業

運輸業は、鉄道や自動車、船舶、航空機や貨物の運送などを手掛ける事業所が該当します。このほかに、倉庫業や運輸に付随するサービス業も含みます。

たとえば、鉄道会社やタクシー会社、航空会社などがあります。なお、鉄道会社などが百貨店や遊園地を営むケースがありますが、これらは運輸業には含まれません。それぞれ、別の該当する産業に分類されます。郵便業は、郵便物や信書郵便物を送達する事業所のことです。

これに該当するのは、日本郵便株式会社のなかで主に郵便事業を扱う事業所や信書郵便事業所となります。ややこしいですが、郵便局は郵便業には含まれません。郵便事業のほかに銀行窓口業務や保険窓口業務も行うため、複合サービス業に分類されます。

不動産業、物品賃貸業

不動産業には、不動産の売買や賃貸、管理、仲介などを行う事業所が分類されます。駐車場を賃貸する事業所も不動産業です。

たとえば、不動産会社やマンションなどの管理会社、リース会社やレンタル会社などがあります。

物品賃貸業は、産業用の機械や事務用品、自動車や娯楽用品などを賃貸する事業所を指し、貸衣装業も含まれます。

学術研究、専門・技術サービス業

学術研究や試験、開発研究業のほか、会計に関する事務や相談、芸術作品の創作、経営戦略など専門性の高い知識サービスの提供を行う事業所が分類されます。

たとえば、工学研究所や医学研究所、法律事務所や特許事務所、税理士事務所などです。デザイン事務所や作家業、コンサルティングファームなども該当します。

宿泊業、飲食サービス業

宿泊業は、一般のお客様や特定の会員に対して、宿泊する場所や宿泊場所と食事とを提供する事業所を指します。

飲食サービス業は、客の注文に応じて調理した料理を提供する事業所のことです。その場で提供するケース以外に、客の指定する場所まで届けるケースも該当します。

たとえば、旅館やホテル、ペンション、ユースホステル、レストランやカフェ、宅配ピザ屋などが該当するでしょう。このほか、キャバレーやナイトクラブなども含まれます。

生活関連サービス業、娯楽業

主に日常生活に関わるサービスを提供したり、娯楽を提供したりする事業所が分類されます。

たとえば、生活関連サービス業はクリーニングショップや理髪店、美容室、エステティックサロンなどです。旅行代理店や葬儀屋なども該当します。娯楽業は、映画館や劇団、競輪場、スケートリンクなどがあります。

教育、学習支援業

学校教育を行う事業所や学校教育以外の教育を提供する施設などが含まれます。

たとえば、幼稚園や小中学校、高校、専修学校などです。通信教育業や学習塾、図書館や博物館、囲碁教室なども該当します。ただし、サッカー場や陸上競技場などのスポーツを行う場所を提供する施設が該当するのは「生活関連サービス業、娯楽業」です。

医療、福祉

医療や保健衛生、社会保険に関するサービスを提供する事業所を指します。社会福祉や介護にかかわる事業所も含みます。

たとえば、一般の病院や精神科病院、あん摩マッサージなどを行う事業所、カイロプラクティック療養所、歯科技工所などです。保育所や保育所型認定こども園も含まれますが、幼稚園や幼稚園型認定こども園は「教育、学習支援業」に分類されます。福祉に関わる事業所としては、特別養護老人ホームや訪問介護事業所などがあります。

サービス業(他に分類されないもの)

主にサービスを提供し、ほかの業種には分類されないものが該当します。

たとえば、し尿収集運搬業や浄化槽清掃業、ごみ収集運搬業、自動車整備業、表具業、時計修理業などです。ほかに、ピアノ調律業や包丁研ぎ業や転職エージェントなども該当します。

サービス業でやりがいを感じるときとは

サービス業に該当する職種は多岐にわたり、特徴もさまざまです。しかしながら、どの職種であってもやりがいを感じるポイントはある程度共通しています。

ここでは、サービス業ではどのようなときにやりがいを感じるか、みていきましょう。

顧客の顔が見える

製造業などとは異なり、サービス業はお客様と顔を合わせ直接サービスを提供する仕事です。お客様の要求に応えることで、感謝の言葉を聞けることもよくあります。サービス業に従事する人の多くは、そのようなときに仕事に対するやりがいを感じます。

ホスピタリティを発揮し喜ばれたとき

サービス業でよく使われる言葉に「ホスピタリティ」があります。これは、相手のことを思ってする行為やおもてなしのことです。提供する側とお客様の側が対等な立場に立つ点で、サービスとは異なります。

マニュアルにあることを実践するだけではなく、「こうすればお客様が心地良く過ごせるだろう」「喜んでいただけるだろう」と考え、一歩進んで行うのがホスピタリティです。

たとえば、レストランでぐずる幼い子どものお客様に、マニュアルにはないものの、そっと塗り絵をわたすといったケースです。

サービス業はお客様と直に接するため、ホスピタリティを発揮する機会がしばしばあります。マニュアルを超えて丁重なおもてなしをし、喜ばれたときにやりがいを感じることが多いです。

毎日の仕事に変化や刺激が感じられる

一般事務職などは毎日同じ業務を担当することが多く、仕事の内容にあまり変化がありません。営業のように目標を設定することも難しいため、変わりのない内容に飽きることもあるでしょう。

一方、サービス業は毎日接するお客様が変わり、求められる対応も異なります。仕事の内容に変化があり刺激を受けられるため、新鮮な気持ちで業務に取り組めます。

サービス業に向いている人の特徴

サービス業は、お客様のニーズを汲み取り、的確に対応することが求められる仕事です。そのため、人によって向き・不向きがあります。ここでは、向いている人の特徴を紹介しましょう。

人と接することが好き・世話を焼くことが好き

サービス業では、直にお客様の対応をするため、人と関わることが好きな人に向いています。ホスピタリティの素質が高く、相手を喜ばせたい、嬉しそうな様子を見たいなど世話を焼くのが好きな人も適任でしょう。誠実な対応をする必要があるため、責任感が強いことも大切な要素です。

コミュニケーション能力に優れた人

サービス業では、お客様のニーズを正確に汲み取り、丁寧な対応やきめ細やかなサポートをすることが求められます。そのため、高いコミュニケーション能力がある人が向いています。反対に、うまく会話のキャッチボールができず怒らせてしまうといった人には向いていません。

トレンドに敏感

サービス業は、時代に合わせて変化が大きい業界です。たとえば、アパレルスタッフや美容院、ネイルサロンなどのスタッフは世間のトレンドに敏感でなければお客様の要求にうまく応えられません。

情報通信業もお客様のニーズが変わりやすく、コンサルティングファームも時代に合わせた経営戦略の提案が求められます。アンテナを高く張ることができ、世間のトレンドや動向に敏感な人が適しています。

臨機応変に対応できる人

サービス業は、接するお客様が変わるため、マニュアルだけでは対応できない事態に直面することがよくあります。そのため、その場その場で適切に対応できる臨機応変な人が向いています。ルーティンワークをこなすのが好きといった人にはあまり向いていないでしょう。

サービス業に転職したいなら転職エージェントの活用がおすすめ

サービス業界は非常に幅広く、さまざまな業界・職種があります。サービス業界への転職を希望している場合、まずはキャリアビジョンを明確にし、それが叶えられる業界や職種を選ぶことが大切です。

自分にあった仕事を見つけるためには、転職エージェントに登録してプロのキャリアアドバイザーに相談すると良いでしょう。適切なアドバイスが受けられ、希望にあった求人の紹介から内定後まで転職を支援してもらえます。

では

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