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履歴書の学歴・職歴欄の正しい書き方
- 2019年12月27日
- 2020年03月18日
履歴書には、正確な情報を正しく記載しなければなりません。特に学歴や職歴に誤った情報を記載してしまうと、たとえ故意ではなかったとしても、経歴詐称に問われてしまうこともあるだけに注意が必要です。また、学歴や職歴というのは、自分という人間をアピールするための情報でもあります。それだけに、正しく記載して、武器になる経歴を的確に伝えたいところ。そこで今回は、履歴書の学歴欄や職歴欄の正しい書き方や、書く際のポイントについて解説します。
学歴欄や職歴欄の誤った記載
履歴書は社会人として正しく書けて当たり前の書類だと見なされています。そこで誤った情報を記載していればビジネスマナーを問われ、採用担当者の心証も悪くなってしまうでしょう。特に卒業年度や前職の会社名など、年月日のミスや漢字の書き間違いは履歴書でよく見られる誤りです。学歴や経歴に誤った情報が記載されていれば、自分にはそのつもりはなくても、企業側から経歴詐称を疑われてしまうことすらあります。間違った情報を記載しているのはもちろん、本来書くべき内容が欠けていたりすることにも注意が必要です。細部までよく点検して、書き漏れや書き間違いがないことを確認してから提出しましょう。
ただ、提出してから情報の錯誤に気が付くこともあるかもしれません。その際は、まず採用担当者に連絡して誤りがあることを申告しましょう。漢字の間違いなど、些細なミスであればメールでも問題ありません。しかし、年月日や会社名、前職の勤続年数など、重大な誤りがある場合は履歴書をもう一度書いて提出し直したほうが安心です。間違っても、そのままやり過ごすようなことは避けなければなりません。情報の誤りに気付きながら黙っていれば、経歴詐称にもなりかねませんし、印象としても大きなマイナスです。履歴書にミスがあっても、その後の対応で挽回することもできます。気が付いたらなるべく早めに連絡して、印象が悪くならないように心がけましょう。
学歴はどのように記載する?正確な情報かつ正しい書き方で
履歴書の学歴欄や職歴欄には、正しい情報を記載するのはもちろん、正しい書き方で記載することも大切です。たとえば、卒業年や入社年など、年代を記載する際は西暦か和暦かどちらかに統一することが基本となります。大学の入学年は西暦なのに、会社の入社年は和暦など、暦の書式がバラバラにならないように気をつけましょう。卒業年度がパッと出てこない方は履歴書用学歴自動計算ツールページをご確認ください。
学歴に関しては、どこから書き始めるのか明確にルールが決まっているわけではありません。ただ、原則としては、高校や専門学校から書き始めるのが通例です。また、学校名は略さず正式名称で書く必要があります。「高校」ではなく、「高等学校」までしっかり記載するのがルールです。専門学校や大学、短大の場合は、学校名だけではなく、学部や学科・専攻まで略さず書きましょう。
大学院まで記載する際は、「卒業」ではなく「修了」と書くのが基本となります。また、応募する業種によっては、自分が高校や大学で学んできたことを活かせることもあります。そのような専攻や研究テーマがあるなら、学歴欄に記入しておくと選考の際に有利になるかもしれません。また、高校や大学を中退している場合でも、あくまで正確に記載するのが履歴書の基本です。中退しているのであれば、その旨をしっかり記載しましょう。
中退の理由を書くべきかどうかはケースによります。家庭の事情や金銭的な問題で中退したのであれば、その理由も記載しておいたほうが企業側に与えるマイナスイメージも和らげることができます。一方、「何となく辞めた」「嫌になって投げ出した」など、あまり良くない理由で中退しているなら、少なくとも履歴書には理由を書かないほうが良いでしょう。もちろん、中退の理由は面接などで聞かれるので、しっかり受け答えできるように対策しておく必要があります。
学歴の記載例
職歴の書き方と注意点
職歴も学歴と同様、会社名は正式名称で書くのが基本です。会社名は法人格から、部署名まで漏らさず記載します。職歴は正社員として働いていた会社はもちろん、派遣社員や契約社員として働いていた場合でもしっかり記載するのがルールです。短期間しか勤めていなかった会社や、試用期間中に退職してしまった会社なども、あるなら漏らさず記載するようにしましょう。
- 職歴がなかったら?アルバイトやパートの場合は?
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もし、履歴書に書くべき職歴がなかった場合、そのまま空白で提出するのはマナーを欠く書き方です。職歴がない場合は、職歴欄に「なし」または「特になし」と記載するようにしましょう。職歴欄には、基本的には正社員や契約社員として働いた経歴を書くものであり、アルバイトやパートの経歴は記載する必要がありません。ただし、応募する職種に生かせる経験をしているなら、アルバイトやパートの経歴を記載したほうが良い場合もあります。その際は、「平成25年4月○○会社入社(アルバイト)」といったように、アルバイトやパートとして働いていたことがわかるように書くのが基本です。会社名の下の欄には、「店頭にて接客」「販売に従事」など、どのような内容の仕事をしていたのかもしっかり記載します。
- 派遣社員として働いていた場合は?
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派遣社員としての職務経験がある場合は、派遣元と派遣先の会社を両方書くのが一般的です。「○○会社(派遣元)より○○商事(派遣先)に派遣」といったように、両方の会社名を略さず記載しましょう。また、応募先の職種で生かせそうであれば、派遣先企業でどのような仕事に従事していたのかということも簡単に書いておくとアピールになります。契約社員として働いていたなら、雇用形態を書くことも忘れないようにしなければなりません。雇用形態を特に書かなければ、正社員として働いていたということになってしまいます。契約社員として働いていたにもかかわらず、その旨を記載せずに提出してしまえば、経歴詐称と扱われてしまう恐れもあるので注意しましょう。
- 職歴が多い場合は?
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履歴書には、職歴の数に関わらず、すべての職種を記載しなければなりません。もし、職歴が多くて書ききれそうにないなら、1社あたり1行で書いたり、部署名を省略したりしてスペースを調整しましょう。会社名を省略することはルール違反ですが、部署名は省略しても問題ありません。どうしても書ききれないなら、職歴欄のスペースが広い履歴書を用意するという手もあります。とにかく、すべての職種を書かなければ経歴詐称となってしまいますから、職歴が多い場合は工夫して書くようにしましょう。
- ブランクがある場合は?
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職歴にブランクがあっても、わざわざ履歴書に書く必要はありません。ただし、ブランクの期間に留学していたなど、アピールできる活動をしていたなら簡潔に記載しても問題ありません。また、介護や病気など、やむを得ない事情でのブランクは、その理由を記載しておいたほうが企業側に対して親切です。いずれにしても、ブランクがある場合は面接で理由を聞かれることになります。履歴書に書いていてもいなくても、面接ではブランクになっている理由が求められるため、採用担当者に聞かれたときにどう答えるかシミュレーションしておくことが大切です。
- 部署や社名が変わった場合は?
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入社当時とは会社名が変わっていた場合は、「○○株式会社(現○〇コーポレーション)」といったように、入社当時の社名と現在の社名を記載します。入社した後に部署の異動や転属があった場合は、まず入社当時の部署や配属先と、簡単な仕事内容を書きます。それから、改行して移動や転属した部署・配属先を記載するというのが一般的な書き方です。異動や転属があった年と月を書くことも忘れないようにしましょう。
退職?退社?予定日は?履歴書の書き方でよくある疑問
履歴書の書き方で特に多いのが、「退職」と「退社」の違いに関する疑問です。会社を辞めたことを職歴に書く際、退職と退社のどちらの言葉で記載するのが正しいのでしょうか。結論から言えば、退職と退社には意味としてほとんど違いがないため、どちらの言葉を履歴書に使っても基本的には問題ありません。ただ、退職は文字通り職を退くという意味だけしかない一方、退社には仕事を辞めるという意味だけではなく、退勤時間に会社を退出するという意味も含まれます。そのため、履歴書に記載する言葉としては、誤解を招かないように「退職」のほうを用いるのが適切だといえます。
一方、すでに退職している場合は「退職」と書けば良いですが、これから退職する予定という場合はどのように書けば良いのでしょうか。また、そもそも退職予定を書くべきなのでしょうか。まず、退職予定日が決まっているなら、職歴にも退職予定の年月日を書いておいたほうが良いです。中途採用では、応募者がいつから働き始められるのか、選考している企業側も関心を持っています。そのため、退職予定日が決まっているなら、その予定年月日をしっかり職歴にも記載するようにしましょう。ただし、はっきり決まっていないときは、わざわざ予定日を履歴書に書く必要はありません。
社会人の基本!履歴書を正しく書こう
履歴書の学歴や職歴には正しい書き方があります。西暦と和暦を混在させたり、学校名を省略したりすれば、ビジネスマナーに反するだけではなく、雑な印象を与え、下手をすると合否に影響してしまうこともあるでしょう。特に職歴は雇用形態や移動・転職など、書き方での注意点も多いので気をつけて書きたいところです。社会人としての資質を疑われないためにも、履歴書には正しい情報を正確に書くように心がけましょう。
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